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始まりの贈り物

どこかの科学者が言っていた。

「今の宇宙の前に前の宇宙がある」と。 23世紀、人類の生活は21世紀初頭と変わりなかった。唯一変わったと言えば技術力である。それにより人類は生存圏を火星までにのびた。また、人類は初の超光速航法第一世代型宇宙船による太陽系を出る事ができた。超光速っと言っても光の速さで移動する訳でなく、超空間航法、つまりワープによるものである。1997年にブラジルの学者が

「ワープは宇宙の10倍のエネルギーが必要」と発表したが2256年にイスラエルの学者が

「ワープに必要なのは宇宙の10倍のエネルギーではなくある一定の助走距離と空間と次元が安定している場所、それと地球を素粒子程の小ささにできる重力である」と発表した。まさにそのとおり、初実験の時、月から人類初し超光速航法実験宇宙船

「ライトニング01」は確かにワープした。

しかしワープしたのはいいのだが予定されていたワープアウト先の火星を通り過ぎ海王星にワープアウトした。

幸い、ワープエンジンのエネルギー出力の問題でワープアウトしたがワープアウトするための装置を造ってなかった。

長い間開発はされてきたが全て失敗に終わったちなみに一時間のワープ航法は約10光年までと言う計算が出た、しかし現在のエネルギー出力では一回のワープ航法で最大地球から海王星までしか行けない。西暦2254年、ワープの開発から20年経ったある日地球に巨大隕石が墜ちた。正確には隕石ではなく巨大な人工建造物であった。調査するうちに判明したことがあった。一つは地球以上の科学力で造られ

「送られてきた」。二つ目は地球に落下中に大気圏内で

「減速」した。三つ目はその内部にそれを建造したと思われる異文明の技術力が封じ込められていた仮りにこれを送って来た異文明を

「プレゼンター」と名付けた。その中にワープアウトに関する技術と新たなエネルギーに関する物があった。それを応用することによって人類は遂にワープを完全に完成させた。それから20年後、今度は火星に二つの巨大建造物が落下した。一つは前回の巨大建造物と同じプレゼンターからの物だったがもう一つはそれとは異なる文明からであった。その形状から建造物の名前を仮りに

「メタルエッグ」と名付けた。プレゼンターからの建造物にはある

「警告」が入っていた。それは星から星へ移動するたびに惑星を破壊して宇宙を渡る者の事が記されていた。地球と火星の両政府はそれを危険視し、軍に対し新たな兵器として人型兵器を要求した。プレゼンターの技術を応用して、人類は初の人型兵器「メタルトルーパー」と

「メガトルーパー」を開発した。メタルトルーパーは全長20メートル以下、総重量50トン以下の人型兵器を指し、

「質より量」の考えにより機動性に優れており量産的である、メガトルーパーは全長30以上、総重量80トン以上の人型兵器を指し、

「量より質」の考えに造られ、相手に心理的効果を与えるために大きく派手なのが特徴であり攻撃力と防御力に優れているが量産的ではない故に現在は三機しか開発されていない。そして2289年、その脅威はまだ太陽系圏にはまだ近付いてなかった。そして物語はある男から始まった。

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