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〜異世界に降りた自衛官、リアルも異世界も救う〜  作者: レノスク


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第20章「条件付き国交と利益の盾」

世界に向けて、日本はレインフォール王国との国交樹立を宣言した。

だが、まだ正式に国交が結ばれたわけではない。条件があった――異世界に残るモンスターを全て駆除すること。この条件を満たすまでは、国際社会においても完全な承認はされない。

佐渡ヶ島、特殊作戦群の蒼真たちは残存モンスターの最終掃討作戦に臨んでいた。島全体が安全を取り戻すまで、任務は終わらない。

会議室では政府高官、防衛省幹部、特殊作戦群の蒼真たちが集まる。

「日本はレインフォール王国との国交を正式に結ぶ意思を世界に表明しました。ただし、残存モンスター全駆除が条件です」

報道陣に向けて、政府が公式発表する。国民は異世界問題の解決に向けて動き出していることを知る。

しかし、国際社会の反応は厳しい。

中国とロシアは依然として強く反発。

「日本の行動は世界の安全保障に重大な影響を及ぼす」と公式声明を出す。

アメリカはより具体的な圧力をかける。

「日本が異世界から得られる資源・技術・情報を我々に還元しない限り、日米同盟の見直しも考慮せざるを得ない」

政府は決断する。蒼真たち特殊作戦群の戦果を外交カードとして、アメリカへの利益還元を約束することで、国際社会からの保護を確保する。

「我々は約束を守る。異世界から得られる技術・資源・情報は、アメリカの安全保障と経済発展に還元される」

蒼真は基地の窓から夜の海を見つめる。

エリシアが肩に寄せ、静かに手を握る。

「蒼真……もう本当に、全て終わったの?」

「外交戦はまだ続くが、俺たちが戦った成果は確実に守られる」

二人は互いの手を握り合い、戦火と別離を乗り越えた絆を確認した。

レインフォール王国代表も会議に参加する。

「日本の提示した条件、残存モンスターの全駆除は承諾します。我が国も平和と安全を最優先とします」

これにより、条件付きでの国交樹立の意思が世界に示され、アメリカを盾に外交的圧力に耐えられる立場が確立された。

夜、基地の屋上で蒼真とエリシアは並んで星空を見つめる。

「これからは、平和を守るために共に歩むんだな」

「ええ、あなたとなら未来も怖くない」

二人は互いの手をしっかり握り、戦火と別離を越えた絆を象徴した。

こうして、日本は条件付きでレインフォール王国との国交を宣言し、アメリカへの利益還元を約束して国際社会の保護を確保した。

蒼真たち特殊作戦群の活躍は、戦闘・外交・国家安全保障の三つの場で未来を支える礎となったのである。

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