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-、いちかとかなり
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血煙で赤い部屋の中。
しかしそれはもう暴力がない。
終わったあと、と言う意味の沈黙だけがある。
「んじゃあ、次に行ってみようか?」
「……あらあら、次はどちらに行くんですか、歌成ちゃん」
「ちゃん付けはやめてよね、一日ちゃん」
「――くす」
「――くふふ」
そこにいたのは黒服十五と女性が二人。
一人の少女はスーツを着ていて、もう一人は胴着を着ていた。
少女はもう一人を見上げるくらいに背が低く、もう一人は体格に恵まれていると見える黒服達と並んで遜色のない身長だった。
その女性二人が笑っている。
視点を引くと女性二人を中心に黒服が二、三メートル離れたところに。そして、更に離れたところに白衣やスーツやつなぎの人間達が血の海と表現しえる場所に沈んでいる。
「あー、それじゃあ、地獄の続きを続けている少女達に会いに行こうか、一日ちゃん」
「――そうしようか、歌成ちゃん」
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