1話
「お前はもう必要ない。だから出ていけw」
「なんで!」
「俺らだけ敵に攻撃して、お前はなにもしていないからだよ」
「分かったよ…出ていけばいいんだろ!」
(あいつらは俺の味方だと思ってたのに)
(俺なんか才能なんかないんだな…)
トボトボ歩いていたら
「お〜い!そこの若い坊っちゃん、妾のところにこんか?」
(まあ、どこにも行くところもないし、このままのたれ死ぬよりは…)
「行きます」
「じゃあ、掴まれよい」
パチンっ
(なんだここは、川と山と家?)
「ここは…」
「妾は…ま、顔を見せれば分かるか」
(え!?あのお婆さんが剣聖、クレアス・ラバンハートなのか!?)
「クレアスさんですよね?」
「そうじゃが?」
「なんで俺なんですか?」
「なぜってお前さんに才能をかんじたんじゃ剣術と古代魔法の」
「古代魔法って選ばれた者しか使えないという…」
「妾はそれに選ばれたのじゃが、身の安全のためにもパーティーのみんなには黙っておったのじゃ。」
「古代魔法はそんなに危険なのですか?」
「そらそうじゃ。国をも一人で破壊しうるからのう」
「とにかくついてくるがよい」
「これが古代魔術書じゃ。これをお前さんにやろう」
「どこにあるんですか?」
「ここじゃよ」
クレアスの頭を指した
「今から教えるぞ」
そして彼の頭に触れた
すると…
(脳内に術式が流れてくる!)
これから3年の月日が経った
「じゃあ妾が教えたことを守るんじゃぞ!じゃあの」