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短編集『何かの話』+α  作者: 結城コウ
17/26

私と貴方の話

本当の貴方を


貴方は見せない


そう、


私にも


他の誰にも



自分さえ欺いて




本当はずっと繊細で



ナイーブなくせに



鈍感なふりして





傷ついてないふりして




ボロボロの傷だらけの心を



厚い氷のように


固い殻で覆って



目を閉じているのね



その冷え切った心を閉じて


誰にも見せずに



一人で凍えているのね





それが貴方の生き方なの?




せめて



せめて、私には貴方の心を見せてよ




…なんて言ったって



貴方は笑って


気のせいだよって



私にも心を開かない




解ってる




だって、貴方は




私にさえ心を開いた事がないもの





それでも、





私は貴方の事を………

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