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2050~ステータス1の廃人  作者: 烈火
第二章『厄災軍師と駄美男子』
21/47

・キャラストーリー 「黒ずきん様」※挿絵あり

挿絵(By みてみん)


人物説明


役名-本編での名前


右から

眼鏡な母親役-ねこさん

おばあさん役-チャラ民

黒ずきん様役-織姫

パンダ役-淘汰

オオカミ役-レイブン

猟師役-秒殺のジョーカー



キャラストーリーはメインストーリーに直接関係しないお話となっています。

むかしむかしある所に背の小さい女の子と見られる女がいました。


その女はネカマと思われるおばあさんが選んでムラシマで買ってくれた黒い頭巾をつけています。


それが似合っていたのか黒服の怪しい人達から『黒ずきん様』と呼ばれるようになりました。


ある日黒ずきんはぐるぐるメガネのお母さんから


母 (ねこさん)「おばあさんが痔になったから「このお菓子と座薬のギボラノールを森の中の家に持ってくっす!」


と頼まれました。

何故尻を痛めたのかは黒ずきんは怖くて聞く事ができませんでした。


母 (ねこさん)「外は危ないっす!

絶対に寄り道はダメっすよ!

特に知らない道なんかは絶対ダメ!」


黒ずきん (織姫)「大丈夫よ。

人間なら取る行動を期待してるのよね?」


心配するお母さん。

しかし親の心子知らず、黒ずきんはそれを真逆に受け取ってしまったのです。


~森の中


オオカミ (レイブン)「おい、三十路!」


黒ずきん (織姫)「せいや!」


森に入り少し経ち声がしました。

黒ずきんは反射的に腹パンをします。

すると背の高いオオカミの格好をした女性が倒れていました。

気付けにビンタをするとオオカミはハッと意識を取り戻して頬をひきつらせてこう言いました。


オオカミ (レイブン)「元気な事は良いこった、どこ行くんだ?

ここらの族の集会か?」


黒ずきん (織姫)「魔女っ子ネカマショタばばあの家よ。

お尻を酷使したらしいからギボラノール持ってお見舞いしに行くの」


オオカミ (レイブン)「ふーん、ハクいじゃん。

他何持ってんの?

ちょっとジャンプしてみなよ、万券あったら言ってな、あれ音鳴らねぇから」


黒ずきん (織姫)「魔女っ子ネカマショタばばあにあげるお菓子よ。

糖尿病になるかもだけどなったら自己責任だし沢山あげるの」


オオカミ (レイブン)「……っち、こいつ会話が成立しねぇ。

あ、じゃあおばあさんの家教えてよ

とりま電話かけてキャッシュカード貰いに行くからさ」


黒ずきんはオオカミに聞かれたまま住所電話番号氏名を事細かに教えてしまいました。


電話を取りだしおばあさんと軽いお話終えオオカミは心の中でこう呟きました。


(こりゃ金になるな。

最近詐欺に強いじじいばばあ増えてるけど電話してみたら普通に頭悪そうな話し方してやがったから金巻き上げるか)


そう企みながら黒ずきんと歩いていると隙を見てこう話しかけました。


オオカミ (レイブン)「おい、見ろよ!

あそこに変なパンダが、ステップ踏んで歩いてる!

追いかけてみ?」


黒ずきん (織姫)「何それ馬鹿みたい!」


黒ずきんは言われるがまま奥にいると思われるパンダを見つけようと全速力で走ります。

走る、走る、走る、はしる、はし……。


黒ずきんは口は悪いですがとても純粋です。

ひたすら走って森を出るまで嘘に気が付きません。


~おばあさんの家


そしてオオカミはそれをいい事におばあさんの家に駆け込み、クオリティの高い鼻声ハスキープリンセスとの異名を持つ織姫の声真似をしました。


オオカミ (レイブン)「よぉ、くそばばあ。

……じゃなかったショタばばあ。

私、私、黒ずきんなんだけど銀行からキャッシュカードの受け取りを頼まれて」


そう詐欺の上等文句で偽って入ります。

黒ずきんよりも若いおばあさんは流石に詐欺と分かるとオオカミと揉めて見事に縛り上げられてしまいました。

縄がお尻が締まり悲鳴をあげるおばあさんですがオオカミはガムテープを口に貼り黙らせてしまいます。


それから服を漁り狼はおばあさんの服のセンスのどキツさを我慢して魔女の服を着ます。

最後におばあさんをベッドの下に放り込むとオオカミはベッドに入るのでした。


それから二日経ち、馬鹿正直に森を出てやっと嘘に気がついた黒ずきんは一人で悪態を付きながら引き返しおばあさんの家にやって来ました。


ドアの鍵が空いています、変です。

とりあえず中に入り明かりを付ける事にしました。


するとやはり変です、ベッドに倒れていたおばあさんは魔女の帽子を目まで隠れる程深く被り雰囲気がいつもと違います。

とりあえずおばあさんの特徴との差異を思い浮かべながら黒ずきんは声をかけました。


黒ずきん (織姫)「あら?おばあさんの肌って随分ガサガサなのね」


オオカミ (レイブン)「……っな!?

ゲフンゲフン、あっしは化粧とか苦手だからさ」


黒ずきん (織姫)「あら?おばあさんの目って一重なのね」


オオカミ (レイブン)「なんだと!?

ゲフンゲフン、なんだ悪いのか?

じゃなかった、堅実な印象を与えるためさ」


黒ずきん (織姫)「あら?大きな手、おばあさんの手って漢の手みたいなのね」


オオカミ (レイブン)「てっめ!いい加減にしろよクソ女!……ゲフンゲフン。

お前をよく掴めるようにさ!」


黒ずきん (織姫)「ああ!おばあさんのお口の中、なんて歯並びが最悪なの!」


オオカミ (レイブン)「黙ってりゃ調子乗りやがってシバくぞ!

……っち!

それは、お前をギザギザに噛むと脅す為だ!

ええい、こうなったらばあさんとクソ女まとめて縛って身代金にしてやるわ!」


そして少し経ち、遠くからでも聞こえる喧騒を聞いたとある猟師がおばあさんの家に向かい歩いてきました。

窓を覗き黒い女の子を縛るオオカミを見つけた猟師は銃を構えました。


猟師 (秒殺のジョーカー)「俺の名前は秒殺の……以下略。

出たな裏社会の弾き者。

お前みたいな奴には。

地獄の業火がお似合いだ!」


急に猟師の頭の上に10というカウントが現れます。

これは0になると自爆する恐ろしい呪いです。

するとそれを察知したのかこの森を管理する地区のS(ステハイ)アラートが鳴り響きました。

猟師に現れたカウントが進みます。


10,9,8


アラートに気づいたオオカミが慌てて飛び出します。

猟師は未だに銃口を向けています。


7,6,5


オオカミは激しく動き銃の照準をかわすとなんと猟師にタックルをし始めました。


5,4,3


オオカミ (レイブン)「こいつらを裏社会に巻き込むな!!」


オオカミはタックルをしながら命懸けでおばあさんの家から猟師を押しのけます。


2,1


オオカミ (レイブン)「あっしは金目的でこいつらに血を見せるのが目的じゃねぇ!」


0!


凄まじい爆風におばあさんの家は揺れました。

黒ずきんは既に縛りが解かれているのに気付き外に出るとヘロヘロになった二人組がいます。

彼らは色々な因縁がありそれが今回の事件を起こしたのでしょうか?


ですが役目を終えた黒ずきんは彼らに見向きもせず家へ歩み始めます。


黒ずきん (織姫) 「さてショタばばあの口にお菓子と尻にキボラノールと突っ込んだし。

帰ってカルーアミルク飲むか」



こうして怖いオオカミと闇の業界のあんちゃんが大人しくなった森は平和になりました。

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