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後悔

 最初は誰も相手にしなかった。

 当然だ。誰とも知らない相手に、いきなり大切な場所から立ち去れと言われて従うバカなんていない。


 だが三日もしないうちに一人が態度を変えた。

 その日の内にもう一人、次の日にはさらに三人。そのまま土日を迎え、月曜日には全員が立ち去ることに賛成していた。


「お前ら、それ本気で言ってんのかよ!?」


 工場への出入口に集まった従業員達に向かって、俺は久方ぶりの大声を出した。何かの冗談かと思って皆の目を見るけれど、誰も俺と目を合わせようとはしない。


 そのうち、工場長代理を務めていたオッサンが、皆を代表するかのようにして一歩前に出た。


「……龍誠、お前の気持ちは分かる」

「分かってねぇよ!! なにふざけたこと言ってんだ!?」

「なあ龍誠。俺達が、簡単にこんなこと言ってると思うか?」


 その苦々しい声に、思わず言葉が詰まる。

 この工場は彼等にとっても大切な場所だということは分かっている。そいつらが揃いも揃って「手放す」という判断をするくらいだから、相当の理由があるに違いない。


「……説明してくれ」


 なんとか呼吸を整えて、この言葉を絞り出した。

 代理のオッサンは「すまない」と呟いてから、俺に事情を説明した。


 あの黒服の男は、いわゆる地上げ屋らしい。簡単に言えば、スゲェ金持ちが欲しがっている土地を購入して、高値で売りつける連中だ。そのためなら、どんな手段だって使う。


 それは暴力といった分かりやすい犯罪行為ではなくて、もっと陰湿で、悪辣なものだ。


 これが仮に暴力であれば、警察を頼るだけで解決する。しかし、例えば家族を人質に取るような内容であれば、その証拠を提示しなければ警察は動かない。もしも証拠を提示出来なかったならば、逆に名誉毀損として訴えられて負ける。


 あの黒服は、そういうことを平然とやってのける組織らしい。

 その例に違わず、工場の奴らも要求に頷かざるを得ない状況に追い込まれたそうだ。


「龍誠、悪いことは言わねぇ。あいつらが提示する条件も、悪くはねぇんだ。工場ならいくらでもやり直せる。下手に喧嘩を売って後悔するよりは、ここで涙を飲んだ方が賢い……」


 その言葉をどんな思いで言ったのか俺には分からなかった。ただ、その程度の理由で諦めるのかと失望していた。


「……そうか。なら好きにしろ」

「やめとけ龍誠、後悔するだけだ」

「やってみなけりゃ分からねぇだろ」

「やってみたやつが、みんな後悔してるんだ。あいつらはそういう連中なんだよ!」

「だからって何もしないでくれてやるほど、ここは安い場所じゃない」


 議論は平行線だ。

 果たして、工場に残ったのは俺と朱音だけだった。


 他に失う物の無い俺と朱音だけが、ここに残った。


 平日の午後。

 いつもなら従業員達と機械の忙しない音が聞こえている工場は、しかし眠っているように静かだった。

 

「なあ龍誠。オレ達も……」

「大丈夫だ」


 立ち竦む朱音の肩に手を乗せて、


「俺が守ってやる」


 根拠の無い言葉を口にした。

 一度も失敗したことの無い俺は、何でも出来ると思い込んでいた。


 その直後、小さな足音が聞こえる。


「あとは貴方達だけですね。そちらの朱音さんが所有している権利書を譲って頂ければ、私の仕事は終わりです」


 気味の悪い笑顔を浮かべた男が、工場に残っていた俺達に向かって言った。


「土地の権利書には一億二千万。そちらの男性には退職金として一千万円支払います。決して悪くはない金額で、子供には多すぎる程の小遣いだと思いますが……納得して頂けますね?」

「嫌だ」


 ペラペラと語る男に向かって、俺は即答した。


「ここは朱音にとって大切な場所だ。いくら積まれたって、絶対に譲らない」

「朱音さんも、同じ意見ですか?」


 男が言うと、朱音は頷いて、俺の背に隠れた。


「……残念です」


 驚くほど素直に、男は工場から立ち去った。


「なあ龍誠、あいつアレで諦めたのか?」

「それは無いだろうな。朱音、今日はおまえの家に泊まってもいいか?」

「いいけど……なんで?」

「またいつ来るか分からない。だから俺はここを離れない」

「……そうか」


 少しだけ安心したような声を出して、朱音は微かに笑った。

 そして、この笑顔を絶対に守りたいと思った。




 この日から、工場での籠城生活が始まった。

 工場に残ったのが子供だけだったからか、黒服は手段を選ばなくなった。毎日野蛮な連中が現れ、俺達を強制的に従わせようとした。


 だが、暴力には暴力をもって対処した。


「……テメェ、化け物かよ」

「諦めろ。百人で来ようが、ここは譲らない」


 様々な英才教育を受けた俺だが、最も大きな才能は喧嘩だったらしい。

 どんな相手が何人で来ようと、負ける気がしなかった。


 しかし俺とは違って朱音はいつも不安を口にしていた。


「なあ龍誠……あまり、無理しないでくれ」

「楽勝だ。無理なんてしてない」


 その度に俺は朱音を安心させようと笑顔を見せるのだが、彼女は俺の体に増え続ける傷を見て渋い表情をする。


「……工場なら、お金があればやり直せる」

「この工場を日本一にするんだろ。代わりなんて無い」

「そうだけど、でも!」

「大丈夫だ、任せろ」


 このまま粘り続ければ、やがてあいつらも諦めるに違いない。

 そうすれば、ここを去った従業員達も戻って来て、全てが元通りになる。

 そう思っていた。


 しかし、そんな甘い幻想が打ち砕かれるまでに、そう長くはかからなかった。


 あの乾いた音は今でも覚えている。

 その後に聞こえた悲鳴も、横っ腹に感じた熱も、決して忘れることは出来ない。


 あいつらは、ついに銃を持ち出した。

 撃たれた後も俺は戦意を失わなかったが、負傷した状態では上手く動くことが出来なかった。

 だけど止まるわけにはいかないから、動けなくなるまで拳を振り続けた。


「もう止めてくれ! 権利書なんてくれてやる。だから、もう止めてくれっ」

「取引成立ですね」


 気が付けば俺は地面に倒れていて、朱音が黒服達と話をしていた。

 何を話しているのかは分からなかったけれど、朱音が泣いていることだけは分かった。


 助けに入らないと。

 そう思ったけれど、体には少しも力が入らなかった。


 果たして、俺は何も出来なかった。

 それどころか無駄に足掻いて、朱音に辛い思いをさせただけだった。


 それから少しの間だけ意識が飛んでいて、気が付いた時には目の前に朱音の顔があった。倒れていた俺の頭を持ち上げて、何か必死になって声をかけている。


「龍誠!! 返事してくれよ!!」


 何を言っているのかは分からなかったけれど、酷い顔をしているのは分かった。

 それを見て、いっそ俺は惨めな気持ちになった。


「……だい、じょうぶ」

「つよがんなよ! こんなっ、こんな血がたくさんっ」


 本当に情けない。

 大丈夫か? という言葉すら上手く発することが出来なかった。


「……なにか、されて、ないか?」


 どうにか言葉を絞りだすと、朱音は大粒の涙を零しながら頷いた。

 俺は少しだけ安心して、


「……ごめん」


 謝罪の言葉を口にした。

 もしも俺が余計な事をしなければ、朱音にこんな顔をさせることにはならなかっただろう。


「なんで、なんで龍誠が謝るんだよっ」


 音は聞こえていた。

 しかし意識が朦朧としているせいで、その意味を理解することが出来なかった。


 その代わりに、俺は謝罪を続ける。


「……俺が、余計なことをしなければ……もっと、マシな結果になってた」

「余計なことなんかじゃない!」

「……こんなことなら、最初から何もしなければ良かった」

「違う!」

「……全部、無意味だった」

「無意味なんかじゃない!!」


 朱音が首を振っているのが見えた。

 きっと優しい朱音は、俺のことを気遣うような言葉を口にしているのだろう。


「   」


 だけど、やはり何を言っているのかは分からなかった。




 やがて救急車が現れた。

 それは、あの黒服達が呼んだものだ。


 彼等は交渉が決裂した際、グレーゾーンを超えた手段を使う。その場合には自ら救急車を手配して、自分達の息がかかった病院へ搬送する。そこから警察に連絡が行くことは無く、一切の証拠が残らないから、退院した後に駆け込んだところで何も出来ない。


「聞こえているかい、天童龍誠くん。君の力は素晴らしい」


 病院のベッドで目を覚ました後、あの不気味な笑みを浮かべた男から誘いを受けた。

 どの面下げて、と反抗する気力も無く、俺は頷いた。どうせ断った所で、首を縦に振るまで追い込まれることは分かっているのだ。だったら、無駄なことをするのは止めようと思った。

 

 この日まで、俺は一度も後悔したことが無かった。

 何かしたいと思って、思い通りにならなかったことは無かった。

 その代わり、本気で何かをやろうと考えたことも無かった。


 俺は生まれて初めて、本気で物事に取り組んだ。

 朱音の大切な工場を死んでも守ると誓っていた。


 だが、結果は実に無様で、守ろうとした相手に余計な傷を負わせただけ。


 初めての失敗だった。

 このたった一度の失敗で、驚くほど簡単に心が折れた。

 母が俺に産まなければ良かったと言ったように、生まれて来なければ良かったと思った。


 これ以上無いくらい深いところに沈んで、もう二度と浮き上がることは無いだろうとさえ思えた。

 だがそれは間違いで、下はまだまだ続いていた。


 組織に入って直ぐ、不思議な男が声をかけてきた。

 そいつは妙に協力的で、まずは住処の無かった俺に家賃が一万円という破格のボロアパートを紹介した。それから俺に生活保護を受給させた。その他にも様々なサポートを受けた。


 俺が組織で行っていたことは単純で、ひたすら誰かと殴り合うということだった。

 相手は主に同業者だった。常識に疎い俺だが、現代にこんな組織が残っているなんて夢にも思わなかった。というのは俺が日本人だからで、海外では珍しく無いことらしい。仕事は頻繁にあった。


 殴りあっている間は全てを忘れられた。

 ただ無心で、俺を殺そうとする相手を返り討ちにするだけ。


 女みたいな顔をした長身の男。この特徴のせいか俺の存在はこの界隈で瞬く間に広まり、PRとかいう不名誉な通り名も出来た。ヒゲすら生えていない女顔を揶揄した言葉なのだが、まあ意味なんてどうでもいい。


 とにかく、そんな生活を続けて三年が経った。

 それなりの報酬金を受け取っていたが、どれほどの大金であろうと三日以内にはカジノで溶かしていた。


 いつの間にか煙草も吸うようになった。

 最初は臭くて死にそうだったけれど、その臭いが妙に自分に合っているような気がして心地良かった。

 それほど強く無いけれど、酒も飲むようになった。

 

 そして、驚くほど無気力になっていた。


 ああいつ死のうか、明日にでも死のうか。

 次の仕事で無抵抗のサンドバッグになってみようか。


 だけど、結局は死ねなかった。

 死のうと思う度に、体が何かに引っ張られるかのようにして動いた。


 その原因かどうかは分からないけれど、毎日夢を見ていた。

 目が覚めた時には忘れてしまう程度の夢だけれど、いつも酷い量の汗と共に目が覚めた。


 何を夢に見ていたのか。

 こんな問に対する答えはひとつに決まっているのだが、考えようとはしなかった。


 考えたくなかった。

 けれど思い出さずにはいられなかった。


 もう一度、会って話がしたい。


 ようやくそう思えた時には、俺はもう戻れない場所にまで堕ちていた。

 ならせめて、あの日の腹いせにと組織に喧嘩を売った。


 何度も命の危険を感じたけれど、最終的にはボスとサシでやりあって勝利した。

 

 それからは、あのボロアパートで過ごす無意味な日々が始まった。

 これまた不思議なことに、そうなってからも、あの男は俺に協力的だった。


 組織では俺が死んだことになっていて、一般社会における日雇いの仕事まで提供してくれた。今になって思えば、彼は天童家の息がかかった者だったのだろうが、当時の俺は深く考えようとはしなかった。


 ボロアパートでの日々は実にシンプルだ。


 目が覚めたら煙草を吸って、喉が乾いたら近くの公園で水を飲む。

 腹が減ったら店に行って、眠くなったら眠る。

 金があればパチンコで時間を潰し、金が無ければ日雇いのバイトをする。


 そんな日々に意味なんて無い。

 いっそ直ぐにでも死んだ方がマシだ。


 だけど、もしもチャンスがあるのなら……。


 そんなものに興味は無いとうそぶきながら、ずっと期待していた。

 何の努力もしていないクズのくせに、卑しく求め続けていた。

 

 ある日とつぜん何かが起きて、人生全部やり直せるようなチャンスが訪れて、それで、何もかも上手く行くようなことになればいいのにと、叶うはずの無い妄想をしながら、ただただ怠惰に生きていた。


 もちろん分かっていた。

 仮にそんなチャンスを得られたとしても、俺にはどうすることも出来ない。


 やる前から結果は分かっている。

 ならば、そんなものは必要無い。


 ぐるぐると同じことを考え続けていた。

 世界の全てを壊したくなるような衝動を抱えながら、明日にも死のうと思いながら、救われたいと願いながら、ただただ無意味な時間を過ごしていた。


 そんな俺にチャンスが訪れるわけは無いのだ。

 この時間を使って何かをすれば、それなりの成果が得られるだろう。それが分かっていながら何もしない俺に、いったい誰が何をしてくれるというのだろう。


 しかし、それは突如として目の前に現れた。


 ある冬の日のことだ。

 俺は、みさきに出会った。


 そして無力で哀れな子供を見て、あの日の自分と重ねていた。


 怖かった。手足が面白いくらいに震えて、とっくに枯れたと思っていた涙が嘘みたいに流れた。あんなガキ、直ぐにでも追い出してやりたかった。警察か何かに押し付けてやりたかった。むしろそうした方が良いに決まっている。そうした方が、あのガキは幸せになれる。


 だけど俺は、またしても間違えた。

 目の前に居るガキを無視することが出来なかった。


 結果なんてやる前から分かっている。

 俺は何も出来なくて、あの時と同じように、みさきを不幸にするに違いない。


 それでも、みさきと関わらないという選択が出来なかった。

 

 みさきを病院に運んでいる途中、酷い後悔に襲われていた。

 まだ間に合う、まだ引き返せる、病院できちんと事情を説明しろ、そうするべきだ。


 頭の中で何度も叫んでいた。

 それと同じくらい、これが待ち望んでいたチャンスなのだと叫ぶ自分もいた。


 果たして、俺は同じ過ちを繰り返した。

 どうしようもなく下劣な葛藤に綺麗な言葉を飾り付けて、自分の行いを無理矢理に正当化した。


 無理に決まっているのに、出来るわけがないのに、みさきを育てるという選択をしてしまった。


 それでも、やっぱり警察に預けるという選択肢は常に合った。

 その選択肢を完全に消したのは、銭湯での出来事だ。


 捨てられた服を見て、みさきは悲しそうな表情をしていた。

 だから俺は、みさきに声をかけた。


 みさきは笑ってくれた。

 とても嬉しそうに、嘘偽りのない心からの笑顔を見せてくれた。


 俺は初めて自分を肯定してもらえたような気がした。


 ああ、俺にも未だ誰かを喜ばせることが出来るんだ。

 ならきっと、まだやり直せる。

 今度こそ、この笑顔を守ってみせる。

 そう思った。


 何が正しいとか、間違っているとか、そんなものどうでもいい。

 みさきは俺が育てる。そう決意した。




 そして再挑戦の日々が始まった。

 体はいつも恐怖で震えていた。


 また何か間違えていないか、今のは間違いでは無かったか。

 今日の行いはどうだった、どこかに悪いことは無かったか。

 また何か失敗して、みさきを傷付けることになったりしないだろうか。


 そんな不安を押し殺す為に、俺はとにかく必死だった。立派な親になるという分かりやすい目標を掲げて、自分に言い聞かせて、その為に出来ることを考え続けた。


 そのうち大きなチャンスが訪れた。

 和崎優斗との出会いだ。


 ほとんど脅すような形で勝ち取ったチャンス、絶対に逃すわけにはいかなかった。

 だけど、プログラミングとかいう意味不明な物に挑戦することになるなんて夢にも思わなかった。


 勉強なら出来るはずだ。

 俺の学力はかなりのものだった。

 しかし本を開いたら、その専門用語の数に愕然とした。日本語で書かれているはずなのに、まるで別の言語で書かれているかのようだった。


 必死だった。

 本当に、こんなに頑張ったこと無いってくらい必死だった。


 だけど努力すれば報われるなんて嘘で、上手く行く未来はちっとも見えてこなかった。

 諦めそうになる度に、あの工場での出来事が頭に浮かんだ。


 またダメなんだ。

 こんなの無理に決まってる。

 やるだけ無駄だったんだ。

 

 でも諦めるわけにはいかなかった。

 みさきの為に、諦めるなんてことは許されなかった。


 そんな俺を支えてくれた人がいた。

 俺の姿を見て声を掛けてくれる人がいた。

 悩んでいる俺を見て、一緒になって悩んでくれる人がいた。


 そのおかげで俺は、たった一歩だけ前に進むことが出来た。


 それからの日々は新しいことの連続だった。

 何か間違えていないかという強迫観念と共に、ひたすら前を向いていた。


 いろんな人と出会って、いろんなことを考えた。

 その度に俺なりの答えを出してきた。

 少しずつ、変われているという実感が持てるようになっていた。


 そして今日、朱音と再会した。

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