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「ククク、この俺様をなぎ払うとは、さすが俺様の竜だ。共に最強の道を歩もう」
足をガクブルしながら、手を差し伸べるギドに根性を見た俺は身体を小さく変化させると、パタパタと羽を動かして、ギドの肩に止まった。
周りからはおおーという歓声なのかどよめきなのか判別つかない声がもれた。
ギドは得意げな顔して笑いながら、恐る恐る俺の頭を撫でた。
俺が嬉しそうにクルクルと鳴くと、今度は遠慮なくワシャワシャ撫でられた。
危険が去ったと見てとると、取り巻きらしき者達が寄ってきて、さすがでございますと、ご機嫌伺いしていた。




