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「フハハハ!これからは規則を破るなよ!」
ギドはそう言って、剣を鞘におさめた。ギドは王子に伝説級に強いと褒められて嬉しそうだった。
「いや、お前の腕前は普通だから」
俺はギドの足元を狙って、尻尾アタックをくらわしたが、ギドはよろめきながらも転ばなかった。・・・チッ。
ギドは俺を拾いあげると、肩に乗せた。
「まあ、竜の目から見たら、俺はまだ未熟者かもしれないが、これから先ももっと強くなるぞ。俺は!フハハハ!」
まだ浮かれているギドの背中を俺は尻尾でバシバシ叩いた。
「俺はまだお前が努力しているところを見てないぞ。あと図に乗るな」
と忠告しておいた。
そんな俺達にまだ納得してない逆ハーメンバーが文句を言っていたが、床から立ち上がった王子に止められていた。




