あとがき+α
どうも、翔冴です。
いかがだったでしょうか?
少し終わりが急展開だったかもしれませんね(汗)
ただ、後半のペース配分は、本当に予定通りなんです。(いや、本当に!)
さて、あまりネタバレを含む気はないのですが、1つだけ。このお話は、主人公含め、全員の名前が出てきません。これは、皆さんに、皆さんの立場に立って考えてほしいという、僕なりの願いなのです。
(決して、名前を考えるのが面倒だったのではないのです!本当に!!)
そうは言っても、さすがに主人公に名前をつけないのは可哀想、と思った方!
大丈夫!ちゃんと名前はあるんです。しかも、ちゃんと出てきています。
探したいと思った方にヒントです。
①よ~く読んでください。
②筆者の名前(翔冴)ではありません。
③僕は意地悪です。
さぁこれらのヒントを元に探してみてください。
最後に、僕の好きな作家さんの中に、単行本化したときに、オマケストーリーを加えてくださる方が数多くいらっしゃいます。
なので、僕もそれにならって、エピローグを付け加えさせていただきたいと思います。
それでは、どうか最後までお楽しみ下さい
See you again /~
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エピローグ
~ピピ~ピピ~ピピピピ~
「う~ん………いい朝だなぁ~。」
布団から出た僕は朝食を探す……が、無い。
「仕方ない……コンビニ行くか…。」
彼女の死からもうすぐ1年が経とうとしている。
あの日、あれから会議室は大混乱に陥った。
皆が荒れ狂う中、僕は涙を流し続けた。
その後、僕は謝礼だか謝罪だかよく分からないお金を渡されたが、断った。
僕は平々凡々な日々に戻り、毎日を送っている。
けれど、昔よりは毎日を大事にしていると思う。
彼女と初めて会った喫茶店で、バイトも始めた。
街に出てみると、至るところで桜が咲いている。
そういえば、さっきニュースで今週には見頃をむかえるって言ってたっけなぁと思いながら歩いていたら………
「………!どうして……?!」
僕の目の前……桜の木の前に、彼女が立っていた。
「何よ~。久々の再会だっていうのに。」
「でも!でも……君は、去年…。」
そこからは言えなかった。
「去年亡くなったのは……私の妹なの。」
「妹?でも顔が。……!」
「そ。私たち、双子だったの。」
「双子……………。」
「それに、あなたをあの案件に任命したのも、実は妹なの。私も最近知ったんだけどね。」
僕は、何が何だか分からなかった。あの人が実は目の前にいる彼女と双子で、しかも、彼女の代わりに死んだなんて……。
「でも、なんで………。」
「あの子、余命3ヶ月だったらしいの。
誰にも言わないで、1人で抱え込んで………
私ね?あの子の後を追おうとしたの。
でも……あの子の日記が見つかって、最後のページに『死ぬことで人の…お姉ちゃんの役に立てるなら一番幸せだ。お姉ちゃんは人の役に立ってから天寿を全うしてほしいんだ。そして、天国で笑って会いたいんだ。』ってそう書いてあって…………。」
僕らは声を上げて泣いた。まるで1年前の公園のときのように。
「だから、私、決めたんだ。いっぱい人の役に立って、たくさん人を幸せにするんだ!って。
私でも、君の役には立てたみたいだからさ。」
「あれ、聞いてたの?!」
「あの子がかけてたメガネを通してね。」
なるほど………だからメガネをかけていたのか。
僕が1人で納得していたら………
彼女が笑顔で提案してきた。
「ねぇ、……私と一緒に、桜を見に行かない?」




