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追認説明会
追認の説明会には、親同伴が必須だった。
親は、おれの成績が悪いということで、呼び出しを喰らってしまったのだ。
おれは、嫌だった。
親にも、めちゃくちゃ怒られた。
人生、もう終わりだと思った。
でも、おれは。
おれは、決めたんだ。
国公立大学に入って。
必ず、陽キャになってやるって。
だから。
おれは。
まず、この追認をクリアしなければ。
そうしなければ、その願いは、叶わないから。
毎日、市民交流館に6時間、通い続けて。
追認当日を迎えた。
おれは。
全問、解けた。
わからない問題は、なかった。
そう、言えるくらいに。
なった。




