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市民交流館
もう、由紀も花蓮も、こうちゃんも天馬も、交流館には来なくなっていた。なぜなら、テストが終わったから。
テストが終わっても真面目に勉強をする人なんて、おれくらいだろう。
今は、8時。
もう、集中力が切れてきた。
「勇希」
そう、話しかけてくれたのは。
岩田だった。
「岩田、なんで……」
「おれ、家で集中できなくてさ。それで、来てみたら、お前がいるから」
「そういうことね」
「なあ、ネタ、書いてきたんだけどさ。どうかな」
岩田が、ネタを書いてきてくれた。
曲紹介のネタだ。
「……いい!めっちゃいいじゃん!ありがとう!これで、絶対うけるよ!間違い無いよ!」
「ほんと?書いてきてよかった!」




