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ビリでインキャは嫌なので国公立大学に合格します  作者: 佐和多 奏
1年生編

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入学式3

「そういうことだから。以上」

 おれ達は、新しいクラスに案内された。

 1年A組。

 おれは、芸術選択で、音楽、美術、書道の中で音楽を選択したから、A組に振り分けられた。

「はい、担任の早山だ。お前らは、もう、お客さんではない。この学校の生徒だ。そういう自覚を持て」

 おれ達に、一冊の問題集が配られた。1センチくらいの分厚さがある。

「これを、3日後までに終わらせろ。計画的に終わらせるんだ。わかったな」

 そんな……

 おれは。やばい高校に入ってしまったかもしれない。

 チャイムが鳴った。

「じゃあ、休憩時間だ」

 おれは、隣の人と話した。

「おれは、天馬。よろしく」

 そいつは、いかにもサッカー部っていう感じの、かっこいい顔をしていた。

 その後ろのやつは。

「おれは、吉田。よしって、呼んでくれ」

 坊主の髪で、野球をやってそうな雰囲気がある。

 おれも自己紹介をする。

「おれは、勇希。よろしく。中学で陰キャだったから、高校では陽キャになりたいと思っている」

「はは、お前、陰キャだったのか」

 そう、おれの後ろのやつは話しかけてきた。

「おれは悠馬。よろしく。陸上部に入ろうと考えているんだ」

「そっか」




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