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6話:料理

バイトの帰りになんと今日は優奈さんが料理をご馳走してくれるらしい。

今日もバイト中に会いに来た優奈さん。

毎日毎日来てくれるけどなんでなんだろ?暇なのかな?そう思いつつも優奈さんと話していると結構時間が過ぎるのが早いので助かってる。


そして優奈さんと話しているうちに料理の話になり優奈さんが料理をご馳走してくれることになった。

料理と裁縫が得意な優奈さん。

そんな人の料理をいただくのはとても楽しみだった。


バイト終わりそのまま優奈さんの家に行く。


「お邪魔します」

「いらっしゃいませー、ゆっくり休んでてね今飲み物持ってくる」


優奈さんは私をソファに座らせ飲み物を入れに行った。

周りを見回すと結構可愛らしい部屋だった。

ぬいぐるみがそこら辺に座っている。部屋全体は水色で落ち着いた感じがするのにぬいぐるみがそのイメージを壊している。


部屋をぐるっと見回している間に優奈さんが戻ってきた。

手にはティーセットとクッキーが乗っていた。


「ありがとうございます」

「どんどん食べてください、このクッキーも手作りですから」


まさかのお菓子も手作りらしい。

一つ掴み口に入れる。

ほろ苦いカカオの効いたチョコチップクッキー。サクサクしていて美味しい。


「美味しいです!」

「ふふ、よかった」


「私はご飯の準備しちゃいますね」


優奈さんが消えたあともそのままクッキーを食べながら待っていた。





30分ほどして優奈さんが来た。

手にはオムライスが2つ。

それがどうやら今日ご馳走になるものらしい。


「オムライスですか~いただきまーす」


スプーンを持ちオムライスに付ける。

卵はふわとろらしくプルプルしている。

ご飯はチキンライスらしい。

口に含むと卵のとろとろとチキンライスが最高にいい。


「美味しい!私、料理はそんなに作れないんでこんな美味しいのは久しぶりです」

「そう?もし良かったらまた作ろうか?」

「え?いいんですか?」

「うん、1人分も2人分もそんなに変わらないし、多い分には問題ないから」

「それじゃあたまに食べさせてください」


料理はあんまり上手くない私からすればすごい有難い話だった。

これで毎日同じような料理から開放される。

それがすごい嬉しかった。


その日はオムライスをご馳走になりしばらく話してから帰った。


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