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3話:ご飯ですよ

バイトが終わり、外に出ると入口脇の階段に座っている優奈さんを見つけた。


「お待たせしました」

「大丈夫だよ」

「それじゃあ交換しちゃいましょうか」

「はい」


お互いスマホを取りだし連絡アプリのMELというアプリでQRコードを読み込み、お互いの連絡先を交換した。


「ありがとう!」

「それじゃあこれからどうします?解散します?まだ時間的に遊べるのでどこか行きます?」

「じゃあご飯食べない?麗華ちゃんバイトしてお腹空いてるんじゃない?」


優奈さんにそう言われたことによりお腹が反応してくぅ~んと鳴ってしまう。


「あはは、お言葉に甘えさせてもらいます」

「じゃあ行こっか、美味しいパンケーキ屋さん最近見つけてそこに行こう!」


優奈さんの案内で私はその美味しいパンケーキ屋に着いた。店の名前は『パンケーキカフェ』女性が沢山いるみたいだ。

2人で中に入り席に座る。

メニュー表見たらパンケーキとコーヒーの類しかない。

たったふたつの商品でここまで人気があるのはすごい。

優奈さんはアイスパンケーキを頼んでいた。私は普通のパンケーキにした。後コーヒーを頼んだ。


「凄いですねここ、パンケーキとコーヒーだけですもんね」

「そうなの、だからかなパンケーキがとっても美味しいんだよ!色んな種類あるからどれを食べるのかも選べるしね」

「甘い物ですからね、若い子も多いですし」

「何それおばさんみたいだよ」


2人で談笑して待っていると2人が頼んだものが届いた。

優奈さんのアイスパンケーキはもうアイスが溶け始めている。早く食べないとデロデロになってしまう。


「早く食べないと溶けますよ?」

「そうだね、いただきます!」


アイスから先に食べ始めている。

私も自分の分を食べることにした。ハチミツやマーガリンといった物がついてきているのでそれらを掛けて食べる。


「ん!美味しい」


口の中に入れた瞬間ふわっとしていてハチミツの甘さが絡み合って最高の組み合わせだ。

これは確かに病みつきになる美味さだ。でもこれにハマると太りそうだよね。


「ここのパンケーキは最高です〜」


優奈さんの顔は子供っぽくてとても自分よりひとつ上には見えない。

美味しいものを口にしている時の顔こんなんだったんだ。



それから2人で感想を言いながら食べ終わり。今日は解散することにした。


「今日はありがとう、また遊んでくれる?」

「ええ、構いませんよ、夏は暇なのでどんどん誘ってくださいね」


2人で挨拶をしてそのままお互いの帰路に着く。


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