13話:私の気持ち(優奈視点)
お泊まり会の日私は自分の過去を話した。なんで話そうと思ったのかはよく分からない。麗華ちゃんならしっかり聞いてくれそうと思ったのかもしれない。
最初はお風呂の中で話そうと思った。でもこんなシリアスな話はここでするべきじゃない。そう思ってお風呂上がってからにした。
麗華ちゃんも真剣に聞いてくれた。聞いた後私は怖かった、勢い余って告白までしちゃったし、麗華ちゃんが離れてしまうんじゃないかと思って、でもそんなことは無かった。麗華ちゃんは私のことを好きだと言ってくれた。付き合ってくれるって言ってくれた。
麗華ちゃんは最近彼氏と別れたばかり、それなのに私とのことを考えてくれたし恋人になってくれた。
それが嬉しくて私は泣いてしまった。
麗華ちゃんは私を抱きしめてくれた、それが気持ちよくて私は寝てしまった。
でもいつもより安心したのかぐっすりその日は眠れた気がした。
次の日にはベットの上で麗華ちゃんの胸の中で目が覚めた時はびっくりした。
恥ずかしくなってしまいそのまま急いで朝食の準備に取り掛かる。
顔はまだ熱を持っている。それでも顔がニヤニヤとしてしまうのが抑えられない。
麗華ちゃんが手伝いに来た時に顔の緩みを抑えるのには苦労した。
麗華ちゃんと付き合っていける。私にとっては王子様。そんな素敵な女性と私はこれからもずっと一緒にいたい。