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12話:タピオカチャレンジ

朝ごはんを食べ終えた私と優奈さんは大きなショッピングモールまで来ていた。

今日はここでデートすることになった。

2人で仲良く手を繋ぎウィンドウショッピングを楽しむ。


「優奈さんあのスカート優奈さんに似合いそうですよ?」

「えぇ~試着してみる」


「麗華ちゃんこのカーディガン麗華ちゃんの雰囲気にピッタリだよ?」

「優奈さんが私に似合うコーデ探してくれませんか?」


そんな感じでお昼まで色んなお店を見て回った。

気に入ったものは買って今度のデートの時にでも着てみようと思っている。


「そろそろお昼ですけど、フードコートでいいですか?」

「いいよ?私はうどんかな」

「じゃあ私もうどんで、とろろうどんにしますね」


優奈さんは明太子うどん、私がとろろうどんにした。追加でえび天とイカ天を買って席に着き食べる。




お昼過ぎはゲームセンターでプリクラを撮ろうって話になったので2人でゲームセンターへ。

最近の機種は色んな機能が付いている。せっかくだからと恋人モードを選択して撮影。


腕を組んだり、抱きついたり、最後にはキスなんてのもあった。

キスは優奈さんが照れてしまったのでほっぺに私からして終わった。

最後のデコレーションは初デートなんて初めてのデートに浮かれた恋人達のような感じのを書いてしまった。

いや実際優奈さんとのデートは初めてだけど、元彼ともやったことあったしそう思うんだよ。



それからショッピングモール内を歩いているとタピオカ店を見つけた。


「優奈さん、タピオカチャレンジって知ってます?」


最近SNSで流行っている遊びのことを思い出したので優奈さんに聞いてみる。


「知ってるよ、胸に乗せて飲むやつだよね?」

「それです、やってみません?」

「無理だよ!?私の胸は見てわかる通りツルペターんだよ!?」

「まぁいいじゃないですか、私はやって見ますね」

「麗華ちゃんは出来るんじゃないかな?結構あるし」


タピオカ店は結構並んでいるみたいだ。列に並んで順番を待つ。


30分くらいしてようやく順番が回ってきた。

2人でタピオカミルクティーを頼み近くのベンチに座る。


「優奈さん見ててくださいね」


私はそう言って自分のタピオカミルクティーを胸に乗せる。そのままストローを吸って飲んでみる。

案外落ちることはなくそのままタピオカミルクティーを飲むことが出来た。


「すごい!麗華ちゃんはやっぱり出来たんだね」

「ふふ、まさかできるとは思いませんでしたよ、チャレンジ成功ですね」


優奈さんは自分の胸を見て私の胸と見比べて肩を落とす。


「優奈さん落ち込まないでください、私は好きですから」

「・・・・・・ありがとう」


その日はタピオカミルクティーを飲み終わったらショッピングモールを出て家に帰ることにした。

今日は泊まらずに私は自分の家に帰ることにした。


「次はもう少し長くいてもいいですから」


帰り際に優奈さんからそんなことを言われてしまった。

まだまだ夏休みはありますから、今度は長く泊まりに来ますよそう思いながら私は優奈さんと別れ帰路に着く。

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