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光へ…  作者: 塰霧 鼬
友達
9/9

真実










翼「なんで母さんって分かったんだ?」


翔「勘」



さすが翔也だな

やっぱこいつには隠し事は出来ないな


優月とか康介なんか未だにオロオロしてるし


早姫は……フリーズ中?




てかみんなになんて説明したらいいんだ?

普通に『母さんが死んだ』とかかな……







いや

それだとなんかはっきり過ぎてやだな

『もう二度と母さんには会えない』は?

それはそれで……


あ なんか涙出てきたし


そうだよな もう母さんと話すことも出来ないんだよな

俺がな あんな怪我なんかしなけりゃな


普通に家帰って母さんが帰ってくるのをまって

帰ってきたらその日あったことを話して

面白くて二人で爆笑して

楽しい気分のまま寝て


そんな普通だった日常がもう送れないんだ




誰のせい?俺のせい

誰が悪い?俺が悪い

どうしてこうなった

そんな気はなかった

なぜ母さんなんだ?

あんな優しい人がさ

俺が要らねぇんだよ

俺でいいじゃねぇか

悪い俺が全部悪い


あ~止まんない……止まんねぇよ……

みんな見てるよ

カッコ悪いだろ

とっとと泣き止め俺

この泣き虫ヤロー



優「え……?お母さん……って…どーゆーこと?」


康「翼がそんなになるって……なにがあったんだよ」



そんなにって?


寝ているベットの真横にある保健室の窓を覗く……



……やべ 俺超変な顔してる


くま


鼻水のあと


涙のあと




カッコ悪いな


せめて涙はこらえよう





唇を少しだけ噛んだ






早「え?あたし状況読み込めないよ?」

 「ご飯の話??」


翔「早姫ちゃん……空気……」


そりゃそうなるさ

理由分からず俺が勝手に倒れて

起きたと思ったらこの話



でも……なんでこれがご飯の話に聞こえるんだ?



久しぶりに笑えたかな



早「あ 翼笑った!!」





翔「……てか……………………なぁ」


翼「ん……どじだ?」


うわっ


すごい鼻声



翔「わりぃ やっぱ俺……嘘ついた」


「やっぱり正直に言う」


翼「…………?」





翔「俺………その……お前の母さんが死んだの……」










「知ってたんだ」













お?

どうでしたか?


ずいぶん投稿が遅くなって申し訳ないです・゜・(つД`)・゜・

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