クリスマスの夜
クリスマスの夜、不思議生物ーーチョコメロは寝る準備をしていました。
ネコたちから取り戻した、クリスマスツリーを見つめます。
かまくらを作った代わりに、ツリーを返してもらったのです。
後は、赤い靴下。
周りのデザインもクリスマス仕様に変えているので、準備も完了。
後は、のんびりとサンタさんがやって来るのを待つだけです。
チョコメロは、期待しながら、サンタを待ちます。
しかし、いくら待ってもサンタは来ません。
チョコメロは眠たい目を擦りながら待ちますが、次第に意識がボヤけて、やがて眠ってしまうのでした。
「やれやれ。 やっと寝たか⋯⋯。 さて、プレゼントを置いてっと。 メリークリスマス、チョコメロ」
サンタの服装のナニカが、チョコメロを優しく撫でるのでした。
朝、チョコメロが目を開けると、そこにはプレゼントがありました。
でも、プレゼントをもらった嬉しいさよりも、不思議と心が暖かい気持ちになったのです。
夢の中で、誰かに撫でられた、記憶を思い出しました。
ーーそれは、いつも近くにいるようで、遠い存在のナニカーー
プレゼントの箱を片手にチョコメロは微笑むのでした。




