チョコメロVS雪
森の動物たちにコタツを奪われたチョコメロは、朝、雪掃除をしていました。
理由は、チョコメロの住む家が雪に覆われたからでした。
このまま雪が積もると、外に出ることが出来ません。
チョコメロは、渋々、雪の積もる家の周辺を掃除することになりました。
雪かきを手に持つチョコメロ。 しかし雪が多すぎて、全然掃除が終わりません。
そこで、チョコメロは、さらに大きな雪かきを持って来たのですがーー
中に雪を入れて動かそうとしますが、力が足りず、動きません。
その時、雪がまた降り始めました。 雪がチョコメロの体に積もります。
どうやら、必殺技を使うしかないようですねーー
チョコメロは、雪かきについているボタンを押しました。
すると、雪かきから、熱が発生して雪を溶かします。
雪は、溶けて水になり、そして氷になりました。
歩くたびに、転びそうになります。 どうやら逆効果だったようですねーー
「しっかりしろ! そんな大きな雪かき、お前には使えないだろ! は? 必殺技? なにを言ってるんだチョコメロ? 雪カキが熱を出すわけないだろ⋯⋯」




