チョコメロクエスト その1
ここはとある大きなお城の謁見の間。 玉座に向かって、跪く不思議生物ーーチョコメロがいました。 玉座に座っているのは、この国の王様です。 王様はチョコメロに話しかけます。
「勇者よ、姫が何者かに攫われてしまった。 姫を救い出してくれ」
チョコメロは王様に頷き城を飛び出しました。 さあ、冒険の始まりです。
城下町に来たチョコメロは、市場を通り過ぎようとしました。 そのとき、店の中から美味しそうなパフェが現れました。 甘い香りがチョコメロを誘惑します。 その時、店員さんがこちらを見て言いました。
「コイツが食べたいのか? お金は⋯⋯持っているんだな。 はい、どうぞ⋯⋯ありがとうございます」
さっそく、購入した店の軒先でパフェを食べます。 スプーンですくって口の中に入れます。 口の中でとろける食感と甘さが口の中に広がります。 その様子はとても幸せそうです、次々をすくっては、口に入れました。
その時、チョコメロの頭に痛みが襲いました。 ーーアイス頭痛です。 チョコメロは頭を抑えて痛みに耐えます。 しかし相手は強敵ーーそう簡単に痛みは消えません。
そこに店員さんがお茶を持って来ました。 これで勝てる! チョコメロは勝利を確信しました。 スプーンですくい、お茶を口に入れました。 しかし、ここで予想外がーーなんとチョコメロは猫舌だったのです。 口の中で今度は熱さに耐えます。 目からは涙がこぼれてきました。
そこでチョコメロは、お茶をスプーンですくって息を吹きかけます。 これで安心して、お茶を飲むことが出来ます。 美味しいパフェと暖かいお茶はとても美味しいようでチョコメロは満足しました。
「美味しかったかい? ⋯⋯そうかそれはよかった。 ありがとうございました、また来いよ!」
店の店員にお礼を言い、別れるチョコメロ。 しかし、冒険の最初からまさかの強敵にチョコメロは疲労してしまいました。 休憩とばかりに、近くの小さな丘で座り込みます。
そして空を見上げますーー夕焼け空がとても綺麗だと思いながら考えます。 これからどんなことが待ち受けているのでしょうか? チョコメロは不安になります。 でも進むしかありません。 チョコメロはバックから、毛布をとり出し体を覆います。 ーー今日はもう眠くなったのでもう寝るようです。
「勇者様、大丈夫でしょうか? 私⋯⋯とても心配です」
洞窟の中、姫は小さく呟きました。 ーーはたして、チョコメロは姫を救い出せるのでしょうか?




