チョコメロのドングリ拾い
ここはとある森の一角、紅葉で華やかな道の中を歩く不思議生物ーーチョコメロがいました。 チョコメロはあたりを見渡します。 どうしたのでしょうか?
ふと、チョコメロが掲げたのは、小さなドングリーーどうやらチョコメロはドングリを探していた様ですね。
そのドングリを数分眺めた後、用意していたカゴに入れます、そして満足そうに次のドングリを探すのでした。
すると、突然目の前に大きなドングリがーー大きさはチョコメロの大きさの三分の一くらいあります、そして驚くのはその近くにも、そのドングリ程ではありませんが、大きなサイズのドングリがーー
チョコメロはそのドングリを、にっこりしながら確認します。 その表情は、まるで宝物を見る様です。
数十分ほどドングリの状況を確認したチョコメロはそれらのドングリをカゴに入れて持って帰ろうとします。
チョコメロはカゴを持ち上げますが、そのカゴはチョコメロの体と同じぐらいーーチョコメロにはとても、運べません。 なくなく、ほとんどのドングリを諦めて帰るのでした。
チョコメロは夜、シーツに包まりながら考えますーー自分が力持ちなら、あのドングリたちを持って帰れたのに。 そう思いながら眠りにつきました。
だからでしょう、チョコメロは不思議な夢を見ました、自分の体が変化してすごい力持ちになる夢をーー
ここはとある森の中ーー今日もチョコメロは夢の中で自分の願いを叶えます。
「これよし! 明日の朝チョコメロの奴驚くぞ! 玄関にドングリを大量に置いてやったぜ!」




