迷探偵チョコメロ
事件発生! 名探偵出動だーーコートにキャップを被った不思議生物、チョコメロが登場した⋯⋯さぁ今日の事件は何かな?
虫眼鏡を片手に現場をうろつくチョコメロ、足もとに後が残っている⋯⋯これは犯人が残した後に違いありません、チョコメロは入念に調べます。
他にも怪しい痕跡が、これを元に犯人をわりわてられるはず⋯⋯チョコメロは容疑者達を呼び出しました。
「犯人がわかったのか!」
「まったく何処の誰かしら」
「早くしてくれ! 忙しいんだ」
容疑者達が騒ぎたてます、さぁチョコメロ、この中から犯人を当てるのです。 チョコメロが声を発しようとしたその時、助手がやって来たようです。
「ニャー(犯人がわかりました)」
どうやら助手のネコが犯人を当てるようです、ネコは犯人を指さします⋯⋯そうチョコメロの方を。
「ニャーニャ(罪を認めて下さいチョコメロ)」
「お前が犯人だったのか」
「紛らしわね、どうしてくれるの」
「終わったか? じゃあ帰るぞ」
「ニャーニャ~(事件解決、めでたし~めでたし~)」
チョコメロは慌てます、一体何がどうなっているのでしょうか⋯⋯
「まったく! チョコメロ! テレビの付けっ放しで寝やがって、散らかり放題じゃないか! 仕方ない、掃除してやるか」
テレビから音が聞こえてきます、ふと画面をみると、探偵を指さす助手がいました。
「なんだこれ?ーー犯人は……探偵!? まさに迷探偵、ここに誕生!⋯⋯こんな訳のわからない奴見てたのか、それでオチはないのかオチは!」
ここはとある森の一角⋯⋯小屋に住む不思議生物ーーチョコメロは今日も夢をみます。 めでたしめでたし?




