ミルクティー事件
会社勤めしていた頃の事。
給湯室で、女子社員五人で立ったままミルクティーを飲んでいました(椅子がないので)。
飲もうとして、何故か私は口の横にカップを当ててしまい、タラ〜っと垂らしてしまいました。
「やだ、年寄りみたい」
と四人に笑われ、恥ずかしかったです。
垂らしたお茶をハンカチで拭き拭きし、もうひとくち飲んだら、
何故かうまく喉を降りていかず、戻ってきてしまい、唇からピュッと出てきてしまいました。
「やだ、汚ない!」
と四人に笑われ、もっと恥ずかしかったです。
またハンカチで拭き拭きしたのですが、四人が私がまた何かやるのでは、という目で見ています。
まったくもう、と思って飲んだら、飲んだミルクティーがまた何故か食道から上がってきてしまい
いかん、と思いぎゅっと口を閉じたのですが、なんと鼻から出てきてしまいました。
「やだ、信じられない」
と四人に笑われ、もうどうしようもなく、しゃがみ込んで大笑いするしかありませんでした。
するとその年の新卒の子に
「あのう、おもながさん、下着が見えちゃっています」
と言われ、さらに前の年の新卒の子に
「あと、谷間も」
と真面目に言われちまいました。
もーおーおー!
いやよおおおおおお!
誰か私をなんとかしてええええええ!!
ミルクティー事件、と名付けられ、社内で有名になっちまいました。
追伸、ミルクティーが熱くなくて良かった( ´ ▽ ` )