99幕目 墓
雨宮「…すまない…自分のふがいなさが出てしまって…でも…元凶は倒したぞ…竜馬」
キッド「…さぁ、行こうか…」
雨宮「ああ、もう、誰も悲しませない世界…理想かもしれないけど…がんばらないとな…」
と、私は日常に戻っていった。
アミ「…大丈夫…?部屋に引きこもってたようだし…」
雨宮「大丈夫…だと思う」
シロ「…」
雨宮「…それにしても…暖かい…」
キッド「…よし…少し出かけるか…」
と、向かったのは、とある山の山頂だった。
キッド「…世界は広いんだ…」
雨宮「そうだね…広い…そうか…」
キッド「…さて…これからどうするの?」
雨宮「…今は…まだわからないけど…生きてれば…何かあるだろう…」
キッド「ああ、そうだな…さて…!?」
雨宮「どうしたの…?」
後ろを見ると、緑色の皮膚をした奴だった。
雨宮「まさか…」
ウイルスだった、それは、来た時にはいなかったが、なぜ、ここにいるのか…わからない。
雨宮「…クソ…みんな…無事かな…」
急斜面を下っていった、そして帰ってきた。
雨宮「みんな無事か!?」
アンジェラ「無事です!」
みんな無事だったらしい、それに、権常寺たちと楓、黒の軍団が避難してきた。
レイチェル「…誰が撒いたんだ…」
権常寺「知らねーよ…」
ミケ「…この国だけ、なってるらしいね…」
雨宮「…国外逃亡…はできるのかな…」
ミケ「政府公認の飛行機が…あればね…」
雨宮「そうか…」
ミケ「それと、明日中に、この国、滅菌されるらしいね…武力という…」
雨宮「…早くここから出ないと…」
ミケ「だね…じゃ、出発するよ!」
と、この国から出ることにした。




