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55幕目 バラの加護
雨宮「よう、ヒメ!あいつ(姫)はどこだ?」
ヒメ「…外で野菜育ててる」
雨宮「わかった!」
ヒメ「あ…草踏むとキレるからね!」
雨宮「はいはい…」
と、裏手のところにある畑を訪れた。
雨宮「おーい、姫!どこだ?」
姫「あ、呼んだ?」
雨宮「少し話をしたいんだけど…」
姫「なになにー?」
雨宮「バラの加護…私にも付けてくれない?」
姫「なんでだ?」
雨宮「少し事情があって…」
姫「…そうには見えないけど?」
雨宮「だよね…でも、つけてほしいんだ…」
姫「めんどくさいな…」
と、バラの加護をつけてもらった。
姫「はい…これでいい?」
雨宮「ああ、ありがと」
と、畑の外に出るとき、草を踏んでしまった。
姫「…ちょっとー?」
雨宮「なんだ?」
姫「下…見なさい…?」
雨宮「あ」
姫「許さん!」
と、なぜかキッチンに連れていかれて、スイーツを作らされた。




