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202幕目 カタコト
ダニー「にほん、いました すこしだけ」
雨宮「だから、カタコトだけど、しゃべれるのか」
ダニー「むずかしい にほんご しょうにんしません」
雨宮「…本当にカタコトだね…」
凌空「…カタコト過ぎて笑えて来るがな」
ダニー「なにわらってるんですか?」
雨宮「…そういえば、虫の声とか、聞こえるんだけど…」
凌空「…日本人とアメリカ人比べると、虫の声、言語として聞くのは日本人、雑音ととらえるのは、アメリカ人みたいらしい」
虫A「そうなんやで」
虫B「そうなんや、だから、ここにウイルスはびこってるんやで」
雨宮「…無視がなんで関西弁しゃべるんだ!そしてウイルス!?」
凌空「…まぁ、いいか」
ダニー「あそこ、せめる?」
雨宮「行くか…」
ダニー「しょうにんされた、いこう」
相変わらず、カタコトだった。
 




