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136幕目 どういうことだ
竜馬「…こりゃ…まずいな」
雨宮「まだその薬、量産できてないから、このパンデミック…対処できない」
アンジェラ「…でも…生存者いるかも…」
雨宮「…だから、さがす…通信機とかをジャックして、探す…」
アンジェラ「…わかった、それで探してみる」
私も探した。
雨宮「こちら、Z社のAです、生存者がいたら何でもいいので、反応してください!」
…反応はなかった。
雨宮「…でも…探していかないと…」
今度はモールス信号でやってみた。
雨宮(全部の通信機に送信、こちらはZ社です、応答できる局はありますか?)
すこし待ってからこんなことが送られてきた。
通信機(もう一度お願いします)
雨宮(こちらはZ社です、応答できる局はありますか?)
通信機(生きてる人がいたんだ…まぁ、こっからどうすることもできない…だから手短に言う、あんたたちの住所はどこだ)
雨宮(Z地区のシェアハウスです)
通信機(わかった、コードネームはバードだ、よろしく)
雨宮(了解、さよなら、バード)
雨宮「…バード…誰なんだ…」
と、待っていた。




