レズビアンのJKが大人のお姉さんに食べられちゃうお話?
作中に未成年飲酒が出てきますが、推奨しているわけではないので注意してください。
フィクションですので。
「お母さんありがとう!」
高校生になった私は、やっとスマホを買ってもらえた。中3の頃には、クラスでスマホを持っていないのは私だけだった。だから、皆が私の知らないところで卒業式の打ち上げをしていたなんて事もあったけど、今日でそんなこともおしまいだっ!
私がスマホを欲しかった理由は色々あるけれど、一番の理由は仲間捜し。
私は中学の頃に、初めて好きな人が出来た。その相手は同じクラスの女の子だった。
私は勇気を出してその女の子に告白してみたけど、もちろんフラれた。
たまたまその女の子がいい人だったから言いふらされたりとかは無かったけど、当時の私は凄く落ち込んだ。
だから私は、次こそはフラれないように、私と同じような人達を探すことにした。
今まではスマホが無かったから何も出来なかったけど、今日からはネットで検索も出来るし、SNSで探すことも出来る。今の私は無敵かもしれない。
ネットで検索していると、私みたいなレズビアンが集まるバーがあるらしい。
店長は女性で、その人もレズビアンらしい。店内の写真を見てみると、いかにもバーっていう感じ。ドラマで見たことのあるような、おしゃれな内装。
「いいね、ここ。」
家からは電車で30分。
私はまだ未成年だけど、飲まなかったら大丈夫でしょ。
私は友達と遊びに行くと親に嘘をつき、金曜の夕方にそこに行くことにした。
服装は大人っぽく見えるものを選び、化粧もナチュラルだけど、若干幼さが残る顔を大人っぽく見えるように工夫した。いつもより手間をかけて準備し、美容院に行ってから、バーに向かった。
今日はもしかしたら、私にとって大切な人が出来るかもしれない。第一印象が大切だって友達も話してたし、手は抜けない。
「いらっしゃいませ~。あ、初めて来る人ね。好きな席に座ってちょうだい。」
「あ、ありがとうございます。」
ドアを開けて店に入ると、写真で見た内装だった。
女性の店長さんが、私に話しかけてくれた。もしかして、1度来たお客さんは全員覚えているのかな?
私はカウンターに座った。
「何にしますか?」
店長さんが、メニューを私に渡しながら、聞いてきた。
メニューには、よく分からない飲み物ばかり書いていた。なんかおしゃれな事だけが分かる。
「え、えっと、じゃあオレンジジュースで。」
「は~い。お酒苦手なの?」
「あ、そうなんです。今日はやめておこうかなっと思いまして。」
「そっか。じゃあ、またいつか注文してね。私のおすすめばかりだから。」
「はい、ありがとうございます!」
店長さんは、とてもいい人だ。美人なおっとり系の人っぽい。でも、店の中をよく見ていて、グラスが空になった人には注文するか聞いたりしている。
話しやすい人だったし、こんな店なら、いつか本当に飲みに来たいと思う。
さて、私の今日の目的の仲間捜しだけど…店には女性が何人もいるけど、皆既に相手がいて、楽しそうに話している。さすがにそんなところに混ざるほど、常識知らずじゃない。
だから私は現在進行でボッチだった。
30分ぐらいたったタイミングで、またお客さんがやって来た。
その人はスーツで、いかにも仕事できますよって感じの女性だった。
キャリアウーマンっていうのかな?その人は私の隣の席に座った。
「いつもので。」
「は~い。今日もありがとね。」
店長さんとそんな会話をし、女性はスマホを触り始めた。
いつも来ている人なのかな?誰かを待っているのかな?
そんな疑問が出てくるけど、私は話しかけることが出来ずに、一人座っているだけだった。
隣のお姉さんが来て10分ぐらいが経った頃、私に話しかけてくれる人がいた。
隣のお姉さんだ。
「ねぇお嬢さん、ここに来るのは今日が初めて?」
「あ、はい!」
「そう。ここに来てこれを飲まないのは損よ?」
お姉さんが、さっき注文した飲み物の入ったグラスを優雅に揺らした。
「そうなんですか?」
「えぇ。ちょっと強めだけど、美味しいのよ。奢ってあげるから飲んでみない?」
「え?」
大人の女性って凄い。初めて会った人にも奢ってくれるなんて。
こういう人がモテるんだろうなぁ。
「でも、私お酒苦手で…。」
「大丈夫、凄く飲みやすいから。真希さん、同じのをもう一つちょうだい。あと、個室使わせて。」
「は~い。これ鍵ね。」
「ありがと。」
店長とお姉さんで勝手に話が進んでいく。
あのっ、私未成年なんですけど!
「じゃあ行きましょう。」
お姉さんは自分のグラスを片手で持ち、もう片方の手で私の手を引いて歩き出した。
部屋は座敷タイプで、小さな机が一つだけ。
他には雑貨があるだけで、シンプルな部屋だった。
机の上には、私とお姉さんのグラスが1つずつ。
私とお姉さんは向かい合って座っている。
「さあ飲んで。これはあの店長が自分で作っている梅酒なのよ。実家が和歌山らしくてね、とても美味しいのよ。」
「な、なるほど。でも、私本当にお酒ダメで…。」
「大丈夫だから。飲んでみなさいって。」
「うぅ…いただきます。……あっ、美味しい。」
「でしょ?」
初めてお酒を飲んだけど、梅酒って美味しいんだね。梅の風味が口の中に広がり、甘みが飲みやすくしている。梅干しはあんなに酸っぱいのに、梅酒は酸っぱくない。
飲んだ後に口に残っているのがアルコールなのかな?
でも、凄く飲みやすいし、一杯ぐらいなら大丈夫かも。
「梅酒はやっぱりロックだよね。炭酸割りだと、炭酸のちょっとした苦みで、梅の風味が邪魔されちゃうのよ。」
「なるほど?」
ロックが何かは分からないけど、氷を入れて、冷たくして飲むのが美味しいって事だよね?
「ちなみに、度数は15ぐらいだよ。まあ一杯ぐらいなら飲めるよね?」
「えっと、多分大丈夫だと思いますよ?」
お酒飲んだの初めてだけどね!
「そういえば、名前は?私の名前は咲妃よ。」
「あ、橘 芽衣ですっ!」
「可愛い名前ね。でも、名字は言わない方が良いよ。プライバシーとかがうるさい時代だしね。」
「そうなんですか。あ、じゃあ今のは忘れてください!」
「ふふっ、分かったわ。」
へぇ、名字は言わない方が良いんだ。こういう細かいところをしっかりしているのは、大人の女性って感じがする。私も見習わないと。
「今日はどうしてここに来たの?」
「あ、えっと…仲間捜しです。」
「というと?」
「実は…。」
私は、中学の話というのを隠しつつ、告白してフラれた事を話した。
「なるほど。まあ仕方ないよねぇ。芽衣ちゃんも相手も悪いわけじゃないんだけど。」
「はい…。だから、私と同じ人達なら、もしかしたらって思いまして。」
「そうね。その方が良いわ。悲しい思いをするのは、可能性が低い方が良い。」
咲妃さんもそういう経験があったのかな?って思うけど、聞きはしない。
こういうのは深く掘らない方が良いのはわかる。
「じゃあ、今日は彼女を探しに来たのね。」
「えっ!? ち、違いますよ!? 最初は友達からですっ!?」
「間違ってないじゃない。でも、そうやって自分から行動できるのは偉いわ。」
「あ、ありがとうございます…。」
咲妃さんが頭を撫でてくれる。頭を撫でられるのは、小さいときに両親だけだったから、凄く恥ずかしい。
私は恥ずかしいのをごまかすために、梅酒を飲んだ。
「あ、空っぽだ。」
喋ったからか、喉が渇いて暑かったから、もう飲み切っちゃった。美味しいし、仕方ないよね。
「もう一杯飲む?」
「んー、どうしようかなぁ。」
こういうお店のお酒は高いだろうし、そもそも未成年だし…。
「お金なら私が払うわよ。もう一杯貰ってくるわ。私も無くなったし。」
「あ、ありがとうございます。」
咲妃さんが取りに行ってしまった。
お金も払ってくれるみたいだし、善意を断るのもアレだし…。
次で飲むのやめようっと!
「しゃきしゃん、もう1ぱいおごってくだしゃい~。」
「ダメよ。まさか2杯目もあのペースで飲むなんて…。止めれば良かったわ。」
えへへへ、おさけおいしぃ
「仕方ない、若いし、まだ実家暮らしでしょ。少しスマホ借りるね、親を呼ばせてもらうわ。」
「どうぞどうぞぉ~」
「…あれ、これって学生証?…うそっ。」
「えへへっ、さきしゃんどうしましたぁ?」
「もしかして芽衣ちゃんって…高校生?」
「そうですよぉ?ことしからこうこうせいの、15しゃいでしゅ!」
「うわぁ…未成年にお酒飲ませちゃった…。私も真希さんも捕まりかねないわよ…。」
「んぅーあついぃ」
「ちょっと、服脱ぎ出さないで!」
「えぇ~あついですぅ」
「これ家に帰しちゃダメな奴だ…。はぁ、近くに私の家があるし、連れて行くかぁ。」
「やったぁ~!さきしゃんのいえにおとまりだぁ~」
「はぁ…。」
「わぁ~!げんかんひろーい!」
「もう、まだ靴脱いでないでしょ。」
「えへへへへっ」
「とりあえずベッドに連れてきたのは良いけど、どうしようか…。お母さんには友達の家に泊まってるって嘘の連絡入れたし。とりあえず…シャワー浴びるか。」
「あ、わたしもしゃわーしたいですっ」
「芽衣ちゃんは寝てなよ…。」
「いやですぅ、さきさんといっしょにしゃわーしますぅ」
「若干酔いが覚めたせいで、言うこと聞いてくれないし…。」
「疲れた…。酔っ払いの相手しんどい…。」
「あつーい」
「ちょっと、せっかく頑張って着せた服脱がないでよ!」
「だってあついですしー」
「はぁ、もういいや。ていうか、芽衣は私がレズビアンって分かってる?」
「しってますよー?」
「じゃあなんで脱ぐの?襲われたいの?さすがに無防備すぎよ。」
「んー?」
「胸は大きいし、スタイルも良いのに、なんでモテないのか分からないわ。」
「モテないですー」
「ちょっと、抱きつかないでちょうだい。私と同じシャンプー使ったくせに、私と違う甘い良い匂いがするし、色々柔らかくて毒なのよ。」
「どくー?」
「はぁ、若いって良いわね。肌もハリがあって、食べ物にも気を付けなくて良いし。」
「えへへへ、いいでしょー」
「はいはい。もう良いわ。髪も乾いたでしょうし、寝るわよ。」
「えぇーもうねちゃうんですかぁ?せっかくのおとまりなのに」
「寝るわ。じゃないと、理性が持たないし。」
「りせー?」
「そうよ。未成年の裸を見せられて、頑張って耐えてる私は偉いと思うわ。」
「がまんはよくないですよー」
「だから押しつけないでって。そんなに襲われたいの?」
「んー…さきさんならいいよぉ?」
「っ!? ちょっと、冗談でもそういうことは言わないの。」
「じょうだんじゃないですよぉ?さきさんはいいひとだし、わたしすきです」
「…ふぅ。落ち着かないと…。ちょっと水でも飲んでくるか…。」
「だめですぅ」
「あー、酔っ払いの相手を予定は無かったのに…。」
「さきさんー」
「なんか疲れたせいか、そろそろイライラしてきたわ。」
「いらいらー?」
「ねぇ、本当に襲って良いの?」
「わぁ、さきさんのおかおがちかいですぅ。ゆかどんだぁ」
「後悔しない?」
「えっとぉ…いいですよぉ。さきさんのすきにしてくださいぃ~」
「じゃあそうするわ。後悔するなら、無防備な自分を恨みなさい。」
「きゃっ、ちゅーされちゃいましたぁ!えへへへへぇ」
「あー、くそっ、可愛いなぁ。」
「さきさんだいすきですぅ」
「あー、朝までやっちゃった。ベッドはぐちょぐちょだし、最悪…。」
誰かの声がする。誰だろう?
目を開くと、隣には裸の女性が座っていた。
「…え?」
「ん?あぁ、起きたんだ。」
顔を見ると、咲妃さんだった。何で裸なの?
「もしかして忘れてるの?あんなに求めてきたのに?」
「はい?」
「はぁ…芽衣、自分の姿を見てみなさい。」
咲妃さん、いつから私を呼び捨てになったんだろう?
というか、自分の姿…?
「え、なんで裸なの!?」
しかも腰とかめっちゃ痛いし!
「はぁ…。いい?あなたは昨日、私とお酒を飲んだ。でもあなたは未成年だったから、べろんべろんまで酔ったせいで家に帰れず、私の家に連れてきた。じゃあ、あなたは私をイライラさせるし、凄く煽ってきたから、私はあなたを抱いたわ。…そろそろ思い出した?」
「…はい。」
やっばっ!色々恥ずかしすぎて辛い!なにあれ!私ってあんなにエロエロだったの!?
なんで最中に、もっともっとって煽ったの!?バカなの!?
「はぁ…。ねぇ芽衣。これからどうしよっか?」
「えっとぉ…はい。これからよろしくお願いします。」
「え?」
「え?」
「芽衣は何の話をしてるの?」
「え?私が責任を取って、咲妃さんの彼女になるってお話ですよね?」
「はぁ?まだお酒抜けてないの?」
「ちょっ、その反応は酷くないですか!?」
「いやだって、何を思ったらそうなるのよ。脈絡なさ過ぎでしょ。」
「だって、している最中に、咲妃さんが告白してきたじゃないですか!」
「…えっ?そんなこと言った?」
「ひっどっ!なんで忘れてるんですか!?
『もう芽衣は私の物だからな!くそっ、酔っ払って煽ってきやがって!ぐちゅぐちゅのめちゃくちゃにしてやるからな!』
って言ってたじゃないですか!」
「…あ、あれは、そのぉ、むしゃくしゃして言ったというか…。」
「こんなになるまで私を襲ったくせに、満足したら捨てるんですか!?」
「襲ったっていうか、許可はもらったから…。」
「未成年にお酒飲ませて、家まで持ち帰ってきたくせに。」
「はぁ?未成年なのに断らなかったのは芽衣でしょうが!」
「それは…見たら未成年って分かるでしょ!」
「未成年がバーになんか来ると思わないでしょ!?」
「未成年だってバーに行っても良いじゃないですか!」
「あぁぁぁもう!何言っても言い返してきて!イライラするわぁ!」
「私だってイライラします!」
「はぁ?」
「未成年相手に言い負かされたからって、逆ギレしてるのは咲妃さんでしょ!私だって怒るときは怒りますよ!」
「なに?喧嘩したいの?」
「してもいいですよ?どうせ咲妃さんは負けますけど。」
「はぁ?」
「さっきからはぁ?ってしか言ってないですよ?どうせまた昨日みたいに、イライラしたからって襲ってくるんでしょ?」
「そんなのしないから!」
「へぇ、そうなんだ。未成年相手に逆ギレして、我慢できるんですね。さきさんすごーい。」
「うっざっっっ!」
「ほら、また昨日みたいに襲ってみたらどうです?」
「ちっ、挑発したって無駄だよ。」
「意気地なしですねぇ。大人なのに情けない。私ガッカリです。」
「ふぅ、ふぅ…いいから出て行きなよ。」
「いいんですね?私お母さんに言っちゃいますよ?」
「ちょっ、それはさすがに!」
「女の人に、お酒を飲まされて、襲われたって言います。それじゃあさようなら。」
私が服を着るために身体を起こそうとしたら、咲妃さんが覆い被さってきた。
「どうしたんですか?意気地なしはどいてください。」
「ちっ、じゃあお望み通り襲ってやるよ!」
「きゃっ!…結局襲っちゃうんですね。大人なのに情けないです。」
「うるさい。次は刃向かえないようにするから。」
「でも、咲妃さん情けないしなぁ。」
「っ! 後悔するなよ?」
「きゃー、こわいですぅー。」
「絶対に後悔させるからな!」
その後、私は咲妃さんの彼女になった。
「そろそろ後悔させてくださいよぉ。」
「はぁ…芽衣って誘い受けだよな。」
「そんなことないですよ。咲妃さんがよわよわだから、言っているだけです。
あれ?もう疲れちゃったんですか?やっぱり、私より10歳も老けてるし、仕方ないですよねぇ。」
「くそっ、今日こそは後悔させるから。」
「きゃーこわーい。」
「うぜぇ。」
・橘 芽衣
主人公。周囲から距離を置かれる感じの美人。本人は気付いていない。
気付いたら、誘い受けみたいになっていた。こんなにエロエロむっつりにする予定はなかった。
咲妃のことは、自分をめちゃくちゃにしようと頑張っているところが可愛くて大好き。お酒は弱いけど、エロには強い。
・咲妃
もう一人の主人公。キャリアウーマンな美人。
バーに来た目的は、今まで散々遊んできたが、そろそろ本命の彼女を作るため。タイプの童顔美人がいたから話しかけたら、未成年の芽衣だった。芽衣のせいで、大人な女性という設定からかけ離れていき、煽られるのに弱い残念美人になってしまった。普段は大人な女性を演じて、多くの女性を誑かしている。
芽衣のことは、いつも煽ってくるのがウザイから、いつか後悔させたいと思っている。しかし、気付いたら芽衣の声や性格、身体に魅了されていて、本命の彼女になっていた。目的は達成できたが、煽られるのはウザイ。芽衣が若いせいで、体力的に負けているため、最近本格的にジムに通い出した。でも勝てなくて、一生煽られ続ける。