序章2
一階・・・玄関、キッチン、リビング、お風呂、トイレ
二階・・・三姉妹の部屋、トイレ、物置
三階・・・両親の部屋、トイレ
玄関を抜けると左右に分かれる通路があり右は階段、左はまっすぐ行くとリビングに出てその手前の右側が対面式のキッチン、反対の左側がトイレ、その奥が奥がにつながる脱衣所がある。階段を上って二階の突き当たりがトイレで、左側に抜ける通路があり玄関側が長女の部屋、階段からすぐにあるのが次女の部屋、反対側にあるのが三女の部屋、一番奥にあるのが今は使われてない物置部屋になっている。三階は階段を上って正面がトイレ、左に抜ける道があり、玄関側が父の部屋、反対側が母の部屋になっている
因みに父と母は共に別々の会社の運営に関わっているため機密情報の漏えい防止のため自分の部屋の鍵や、書類保管庫の鍵は会社の金庫のほうにもう一セットあり、開ける鍵は2つしかない。その為親が鍵を紛失した時は速やかに鍵の交換をする為身内であっても開けることは困難である
ドアノックについて基本的に二回がトイレノックで、三回は親しい人達に対してのドアノック、4回は初めて入るときの礼儀として用いられる。なおこの作品ではあまりドアノックについては二回か三回しか行わないようにしています。なお、貴族のお城などによってドアノックが四回になる場合があります
茜「まずは下準備が必要があるわ」
優「どんな?」
茜「無意識に私達に依存させないといけないわけ」
優「どうしたらいいの?」
茜「ご飯や掃除、家事全般をやって行こうと思ってるの!お父さん達は仕事で夜遅くに帰って来るし、朝早く起きてご飯を作ってくれているからそれをやれば依存されやすくなると思うの」
優「それだったら麻里姉ちゃんも一緒に出来るかな?」
茜「お父さん達の疲れを少しでも少なくするのには賛成すると思うから一緒に出来るのではないかな?」
優「今すぐ聞いてくる」
茜「ちょっと待って!もう寝てるよ。明日起きた時に言えばいいからか」
優「わかった」
優は少し残念そうな顔をして自分の部屋に戻った
翌日
まだ麻里が起きていないうちに優が目覚め普段なら一番最初に起きるのは麻里だった為優は麻里がもう起きてるだろうと思い込み
優「麻理姉ちゃーん‼︎」と大きな声で呼びながら盛大に扉をあけて呼びに来た
麻里「うるさーい‼︎」と言い側にある枕を妹の優にめがけて投げた!そして
麻里「朝からなんなのよ‼︎全く鬱陶しい【うっとうしい】わ!」寝起きのため麻里は少しイラつきながら言った
優「ごめんなさい」
麻里「で何の用?」
優「昨日茜お姉さんと一緒に話をしてたんだけど家事の手伝いを私達でしょうということを決めたんだけど麻里姉ちゃんも一緒にしたいと思って」
そこに茜がマリの部屋にノックを三回した
〈コンコンコン〉
麻里「誰?」
茜「茜だよ」
麻里「ドアは開いてるから入っていいよ」
茜「はいよー」
と言って茜は麻里の部屋に入って扉を閉めた
麻里「で、どうしたの?」
茜「いやー朝から騒々しかったから何事かなと思ってきたの」
麻里「私結構こさ大きな声出してた?」
茜「いいや、声が低かったからちょっとびっくりしたけど、五月蝿かったのは優の方だったけど、それにしても優、私が昨日行ったのは覚えてる?」
優「う、うん、麻里姉ちゃんが起きてから言うことだよね?」
茜「そうだけど、この様子じゃ覚えても実行できてないね。はぁー」
優「いつも私が起きてる時は麻里姉ちゃんは起きてたから今日もそうかなーと思ってつい、やっちゃってしまったの。あのー、ごめんなさい」
茜「私はいいけど麻里はどうなの?」
麻里「やってしまったことに対してはもうどうしようもないやん、これからをどうするのかが大事だからね!次入る時は茜姉さんがやったようにノックして入ってきてね!わかった?」
優「うん‼︎」
麻里「なんの話をしにきっけ?茜姉さんが来たから話がずれちゃったからもう一回話してもらえる?」
優「家事を私達でやることなんだけど、麻里お姉ちゃんも一緒にしたいな〜と思って声をかけたの!本当は昨日の夜に言いたかったんだけど茜お姉さんが『明日麻里が起きてからにしなさい』って言われたから今しに来たの!」
麻里「そうなんだ。お父さん達を困らせることをしないなら手伝ってあげるわ」
優「やったー‼︎三人揃って一緒に出来る‼︎」
麻里「ちょっと‼︎貴方達がお父さん達を困らせることばかりするから、関わってないだけで、お父さん達が喜ぶことなら手伝うわよ‼︎そこを勘違いしないでね!あなた達が嫌いってわけじゃないからね!」
茜「なら早くキッチンに行って家事を手伝うこと言いに行こうよ」
ところ変わって一階ではお父さんは掃除、お母さんは今日の一日分の料理を作っている
父「今日は珍しく騒いでるね」
母「そうね、元気なのは良いけれど時間を考えて行動を取ってもらいたいね」
父「全くその通りだ」
そしてしばらくして姉妹たちは階段を降りてきてこれから家事の手伝いをするとこを言い、家事の内容を教えてもらえるようになった