異物混入!卒業記念パーティー!
冬も終わり、芽吹きの季節が始まる頃。
この学園も卒業を迎える。そう今日はわたくしの卒業記念パーティーだ。
まだまだ肌寒いこの季節、しっかりと暖房が効いているのか会場は初夏を思わせる温かさ……
いや、暑い。暖房ちょっと効きすぎでは?衣装もまだ厚手のだし。
そういえば入学式の日も暑かったような……異常気象かしら?
わたくしには前世の記憶がある。
幼少期のある日ふと、一番古い記憶ってなんだろう?と疑問を持った。
もっと古い記憶、もっと古い記憶と思い返していたら、物心付いた頃の記憶の次が急に、前世の記憶に変わった。
わたくし、大混乱である。確かに記憶がある。
そう、前世で流行っていた恋愛物の創作物に転生するってお話が。身の上に降り掛かってきたのですわ!
マジですか……マジですわ。
あらやだ、つい、昔の言葉遣いがですわ。おほほほほ、ですわ。ですわ。
作品は詳しく覚えていないのですが、恋愛系のゲームだと思いますわ。
ロールプレイングにオマケの恋愛要素でエンディングが変わる程度の恋愛系?ですわ。確か。
ちゃんと期間限定イベントをこなす必要があるので、全キャラエンディング回収は結構な作業でしてよ。
ある日、わたくしの婚約者攻略対象だわ……と思ったのですわ。
小説やらで攻略対象なんて言葉は出てきませんもの。
いや、ゲームに転生した系の作品ならゲームじゃなくても出てきますわね。どっちなのかしら?
ゲーム作品の知識はありますけど、ゲーム内容の描写に力を入れていたゲーム以外の作品かもしれませんし……
まさに世は転生モノ戦国時代でしたわね。
わたくしのポジションはというと。
ええ、ヒロインのライバルキャラですわね!終わったわ!
卒業式、つまり今日がエンディングですわよ!おほほほ!終わったわ!
というわけでもなく、一つのルートさえ避ければ問題なくてよ!
王太子ルートなら皆の前であれこれ言われて婚約破棄!いわゆる島流し的エンドですわ!
確かわたくしが終了する唯一のルートである、王太子ルートが正史だって発表されたのよね。
正史かぁ……強制力という奴が最大の敵ですわね。
終わった……王太子以外たのむぅ~
それにしても暑いですわね。猛暑とかの暑さではないけど。
こう、じわじわ炙られるような感覚ありますわ。
この季節にしてはと言うだけで、そこまで暑くはありませんけど。初夏くらいかしら。
会場に入場する。
婚約者との関係が冷え切っているのは知らぬ者はいないとは思いますが、わたくしが一人でエスコートもなしで入場すればそれなりに騒ぎになるでしょう。
さあ、行きますわよ!なるように、なーれー
背筋を伸ばし扉が開くと同時に入場する。
ゲーム画面で見た卒業記念パーティーの光景が広がって……広がって……何だあれ。
何で、魔王城にあった石像が逆さまになって、天上突き破ってるのです!?
え、どうして皆様そんな平然としておられるのです?
わたくしが一人で入場することより大変なことが起こっているのですが?
そしてその脇では楽団が音楽を演奏している。石像気にならないんですの!?
『この曲は、卒業記念パーティーの曲ですね。雰囲気重視の弦楽団構成です!』
と、サウンドテストモードの作曲家一言コメントにあったはず。
あんまりそういう曲を書く人ではなかったので、そういうコメントがあったのですわ。
で、聞こえてくる曲は……激しいロック。中ボス戦の曲では?
エレキギターの音が出せる楽器を演奏している人は何処に居るんですのよ。
ズタタン、ズタタンとドラムの音は何処から!?
よくわからない状況に意識を飛ばしそうになった。令嬢の嗜みですわ。
そんな、わたくしを呼ぶ声がした。そちらを見る。
なんと、道具屋にある大釜から、顔を出した婚約者の王太子殿下が居るではありませんか。
え、どういう状況でして?
もちろん大釜は怪しい蛍光色の液体がぐつぐつしているし、火も焚かれている。
何処を突っ込めばよろしいんですの。
王太子殿下は決めポーズをして、わたくしを呼んでいる。
これからのわたくしの予定はあそこに行く……行かないとダメ?
「随分とのんびりしたご登場だな」
お、おう、エンディングの最初の台詞だ。
裏設定によると頑張って嫌な奴を演じている王太子君ですわ。
ほほえましいですわね。わたくしの末路的にほほえましくないのですけど。
この雰囲気やっぱり、王太子ルートっすね。見た目ぜんぜん違うけど。
王太子殿下は大釜から出ないので?この状況で?
この後はわたくしの名前を呼んでえーっと婚約破棄する!とかキリッと言うやつですわね。
こうなりゃ、どんと来いですわ。
音楽が変わる。中ボス戦の曲が聞こえていた事はこの際どうでもいい。
音楽が変わったってことは。
シリアスなこう、わたくしを追い詰める為の曲が流れてくるはずですわ。
主旋律がピャーと気の抜けた笛の音の曲が流れてきた。
!?
な、何なんですのよ……!わたくしの見せ場でしてよ!
流れる曲は処刑タイムの曲と定評がある曲だったはず。
何なんですのよこの、気の抜ける不協和音によるトンチキミュージックは!
しかもシンバルの音がジャンジャン連打で。
他の楽器もどうしてこの組み合わせなの?と、問い詰めたくなるラインナップ。
よくよく聞いてみると感動シーンで流れるあの曲だ。
半音高い?いや半音低い?楽器毎にキーが上がってるか下がってるかバラバラやんけ!
そりゃ不協和音になるわ!
って、シンバルはハモリパートの一つを奏でているのか!
そりゃシンバル連打になるわ!
……取り乱しましたわ。
わたくしの一番好きな曲ですのよ……どうしてこんな頭がおかしくなりそうな曲になって……
元?元って言って良いのか?とにかく原曲?認めたくないけど。
ピプー!ジャンジャン、デンデコデンデコとサイケデリックな曲になってて、頭が痛い。
この毒音波を今すぐ止めるのですわ!
「くそ、このままでは」
はい?
突然、攻撃を受けて瀕死になった時の台詞喋りだしてるんですの?
まぁ、この音波攻撃を受けていれば瀕死にもなりますわね。
わたくしは少し納得しかける。
「気をつけろ、平民を良く思わぬ者も多い」
急にヒロインとの出会いの台詞を延々と話し出したのですけども……
やはり毒電波のせいでは?
「で、殿下?」
わたくしの声を無視して、さっと攻略対象の殿下の取り巻きその一が前に出る。
王太子ルートでは王太子のお話の次は確かに、そいつの出番ですけども。
え?このまま続けるの?
取り巻きその一が高らかにヒロインの名前を叫ぶ。
ここでヒロイン呼んだっけ?
「君の悪事は私も見ている!」
いや、そこわたくしの名前では?ヒロインではなくて。
毒電波に対抗する鐘の音が聞こえる。
王都中央の時計台の鐘の音が。
ここまで聞こえたっけかな~?
……鳴り止まねぇな!今何時だよ。明らかに鐘を鳴らす数多いだろ。
音に対する突っ込みにかまけていると取り巻きその一が突然、
「君はなんて素晴らしい人なんだろう」
どっちなんだよ。
取り巻きその一の好感度がちょっと上がってきた時の、デートイベントの台詞ですわね?
王太子ルートだとそのイベント起こしたら、王太子ルート終了だったと思うのですが?
「火を纏え我が剣よ!烈火斬!」
王太子ボイスで王太子の技をエコー付きで叫ぶ取り巻きその一。口パクと声が合ってない。
声は聞こえないがまだなんか喋っている。
王太子はというと時計台の鐘の音を口から発生し続けている。
鐘の音、うるさいと思ったらお前かよ!
わ、わたくし帰ってもよろしくて?体調不良でしてよ。
というかこの状況に皆さん不思議はないのです?
周りを見るが混乱している様子もない。
その時だった。
「君は入学前に優秀だと聞いてメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメご機嫌よう。わたくしの殿下に何をなさって居るのです!」
エンディングの台詞の途中から奇声を挙げながら、会場の扉を突き破って馬車でダイナミック入場を決めた。
取り巻きその二。
何人か馬車に轢かれたが、皆様ご無事だ。いやいや、あの勢い死ぬよ!何故無傷?
しかも跳ね飛ばされたり、下敷き担った様子もなく。こう、すーっと押された?そんな感じ。
あの速度でそれはおかしいでしょう?
そのまま、馬車は魔王城のにあった石像を突き抜けて何処かに行ってしまった。
いや、その二、殿下の横におらんかったんかーい。
というちょっと的外れの突っ込みを入れかけたので我慢する。
他がおかしすぎるのでそっちを突っ込むべきだと思う。
どさくさに紛れて、何でわたくしの声でわたくしの台詞を喋っているのよ!!
何処の台詞だったかしら……
確か次は王太子殿下の台詞だったか?
「ぐへへ、おでの体はそんな攻撃通用しない!」
王太子殿下は四天王のオーク的な?キャラの台詞を話し始める。もちろん四天王ボイスで。
やめて。王太子殿下のイメージが……いや、大釜に入っている時点で木っ端微塵か。
そして。
「闇の焔に焼かれろ!シャドウフレア!」
ラスボスの魔王の必殺技を叫ぶ。魔王ボイスで。
おいおい、と思っていたら。マジでシャドウフレアが発動した。
さっきの王太子殿下の技ボイスの時は何も起こらなかったのに。
なんでやねん。
ヒロインの恋のライバルキャラとはいえ、普通の令嬢のわたくしに魔王の必殺技を耐えれるわけがない。
別に戦闘とか無くて、日常パートで舌戦でバチバチするだけでしてよ。わたくし。
まぁ結果から言うと、見た目が派手だっただけで特に何も起こらなかった。
確か次は取り巻きその三でしたかしら……そちらの方を見るとわたくしの色違いが居るのですけど!
色違いといっても肌の色は紫ですし、髪の色は深緑でドレスも眩しい黄色!
わたくしは、この手のライバルらしく金髪ドリルで普通に肌色ですわ。
あのドッペルゲンガーなんですの!?
つぅぴぃからーという奴にしては毒々しすぎますわ。
この会場に流れている毒音波のように禍々しくてよ。
取り巻きその三!どういうことですの。
貴方、同級生のくせに、年下キャラポジションの天才少年キャラでしょう。
何故、そんな高熱にうなされる悪夢で出てきそうな、わたくしの姿をしているの!?
そもそもこの会場全体が悪夢のようでしたわね。
そういえばちょっと暑いのよね……悪夢かしらこれは。
「そなたこそまさに聖女!ついに魔王を倒すとは!」
おーい。変な色とはいえ、私の見た目で、渋い国王ボイスで話し始めるんじゃない。
国王の台詞の順番も逆だし。魔王倒して、さす聖女って話でしょ。
魔王を倒した後の凱旋での演説を無茶苦茶な順番で終えた、偽わたくしの取り巻きその三はチカチカ点滅しながら天に昇っていってしまった。
こう、ふわーっと。
そのまま天上を突き破るのかと思ったが、ぶち当たってびゅーんと落下する。
ぽんぽんぽん。と地面を跳ねる。
「こうしちゃ居られないや!ガッハハ、この俺を倒すだと!笑わせてくれる。お嬢様!」
ヒロインのお供のナビゲーター妖精、四天王その二の筋肉ダルマ、わたくしのメイド。
その三人の台詞を偽わたくしはちゃんと三人の声で話し始める。
「さあ、楽しい学園生活の始まりだね!魔王!」
ナビゲーター妖精のチュートリアルの締めの、操作できるようになる直前の台詞だ。
でも何で魔王やねん。
あんなゴツいデーモンな見た目の魔王に、学園生活エンジョイさせんな。
ラスボス戦前の「魔王!君の野望もここまでだ!」の魔王の部分かしら?
くっ、元の台詞を思わず探してしまう……
「森に行くの?多分この先は危険だよ?」
寄り道というか後で行く場所に入る時の警告の台詞。
進行度的に敵が強すぎる場所で出る奴だ。
妖精の移動する時のキラキラエフェクトを出しながら、ぽんぽんぽーんと壁を抜けて何処かに行ってしまった。
あ、あの、わたくし?を野放しにするのはまずいですわ!
と思ってもあの動きに着いていけるわけがない。壁抜けしたし。
壁抜けの魔法とかオーバーテクノロジーでは?
追いかけるかどうか悩む私を遮るように武器屋の親父がカットインしてくる。
「まったく公爵家の令嬢の君が」
こいつ取り巻きその四だぁ……台詞はあってますね。台詞は。
武器屋の親父(取り巻きその四)は王太子殿下の入った大釜をハンマーで叩いている。
屈強な親父さんが奇行をしつつ、イケボで、わたくしを嗜める台詞とか止めてくれません?
「ヒェッヒェッヒェ、その薬に必要なのは……」
台詞ぜんぜん違うやんけ。
魔女に薬を調合してもらうイベントの、魔女の台詞を話し始める取り巻きその四。
大釜のぐつぐつとした水面を、ハンマーで叩きつけながら材料を説明している。
鍛冶師の屈強な親父さんに、魔女の老婆ボイスで話をさせるんじゃあない。
「ゴブリンが何故こんな所に!」
王太子殿下が大釜の中から叫ぶ。
そういや、このタイミングで王太子殿下一言ありましたわね。
本来なら「まだ認めないのか」とか何とかだった気がしますわ。
何で初戦闘のゴブリン戦前の台詞なんだよ。大釜から出ろよ。ハンマー当たるぞ。
ジュワンジュワンジュワンと戦闘に入る時の効果音とともに視界が揺れる。
「く、君は下がるんだ」
王太子殿下がそう叫ぶ。最初のチュートリアル・ゴブリン戦が始まりましたわ。
ゴブリン居ないけど。魔王だけど。視界の揺れが収まる。
揺れが収まったらいつの間にか魔王が居るんですけど。
この卒業記念パーティーが開催されるって事は魔王倒してますよねぇ……
魔王が生きていた?復活した?この異常事態に皆もっと騒ぐべきでは?
「ゴブリンくらいなら私でも何とか出来るはずだ!さあ、お前の相手は私だ!かかってこい!」
その言葉にチュートリアル通り、ゴブリン(魔王)が先手を取る。
まぁエンディングって事は魔王は倒してると思うし、何とかなるんですかね?
回復アイテムとかラスボス戦で、全力で使ってると思うんですけど。
余力あります?
レアアイテム使えない病の人なら残っているかも知れませんが。
「きらきら、お星さま~えぇーい!」
妖精系の敵の声で妖精のお星さまアタックを繰り出すゴブリン(魔王)
ゴブリン(魔王)、お前それで良いのか。
大釜が中の王太子殿下をすり抜けて、移動して戦っていた。
大釜が王太子殿下の本体だと思う。王太子殿下は不動だ。
そんな感じで無駄な死闘が終わり、戦闘勝利モーションを大釜の中で決める王太子殿下。
それに合わせて大釜もぐるぐる、例えるなら鉄棒の大車輪のように回転して勝利の舞を踊っている。
下になっても中身が溢れることはなかった。
勢い良くバケツを振り回して水が落ちないやつかな?
「ここは人の子が立ち入るべき場所ではない」
隠しキャラの声が聞こえてきた。
隠しキャラの居るマップに入った時のイベントの台詞なんだけど。
隠しキャラと出会っていればルートに入っていなくても、ここで隠しキャラの台詞が挟まる。
台詞がおかしくても。きっと隠しキャラの出番でしょう。
と、身構えて振り返る。
入手前の台座に刺さった状態の伝説の剣が。
隠しキャラの台詞でお喋りしながら高速回転しつつすっ飛んでいった。
人型ですらねぇ……
王都襲撃イベントの開始を告げる、けたたましい警報が鳴り響く。
伝説の剣が動くたびに鳴っている。どうやら伝説の剣の足音?らしい。
王太子殿下~?伝説の剣は貴方の装備では~?警報大丈夫かしら?一大事では?
皆、動じてないけど。
名誉のために言っておくが隠しキャラは、魔王の美形の息子(魔族と人間のハーフって奴)だ。
色々あって魔王とは縁を切って聖域の守護者になってて、入ろうとした人間に警告して回っている。
っていう設定と台詞だ。
ヒロインがわたくしの名前を叫んだ。
いよいよ断罪ですわね。タイミング的に。
タイミング以外で全然わからんけど。
戦闘とか起こらないしタイミングも合ってるか自信ない。
「私も……好きです!」
わたくしに向かって殿下への告白イベントを開始しだした。
良かったヒロインの見た目は普通だ。
と思ったが、ヒロインは口を開けると時計台の鐘に一瞬で変化する。口を閉じるとヒロインに戻る。
お守りですよといって、告白の時に渡すペンダントを私に受け取らせてくる。
受け取らないように手を必死に動かして回避しても、先回りされて無理やり握らされた。
「古の大戦から数百年……魔王の恐怖も忘れ去られようとしていた。それから数日が経った」
と、渋い声のオープニングナレーションを話し始めるヒロイン。
どこかのイベント終了後の、日数経過のナレーションと混ざってるんだけど。
「魔王を倒し、平和になったこの国!頑張って発展させなきゃね!殿下!」
と、スタッフロール後の最後の最後のワンシーンの台詞で締めるヒロイン。
そして、ちゃんとヒロインの姿に戻っている。
気がつくと私とヒロインは街が一望できる丘に居た。その台詞、ここで言うけどさ。
どういうこと?転移魔法なんてもんはこの世界にはない。
ゲームではいわゆる瞬間移動、ファストトラベル機能はあるが、設定上はえっほらえっほら徒歩なりで移動しているのだ。
だからこんな風に丘に居るのは可怪しい。
というか、丘もこの季節にしては暑い。異常気象か!?
いや、少し暑くて寝苦しいから悪夢を見ているんですわ。そうに違いありませんわ。
何事もなかったようにヒロインは帰っていってしまった。せ、説明してほしいのですけども。
とりあえず、会場に戻るのは怖いので屋敷に帰ることにした。夢なら覚めてほしい。
どうしてこんな事に……
丘から屋敷までの道中、学園での生活を振り返る。
ええっと入学して……入学して……どうしましょう。
入学式直前の記憶はあるけど、そこから卒業記念パーティーまでの三年間の記憶が。
まるっと無くてよ!
エンディング?があったんだから、ヒロインへ嫌がらせをしていたと思うのだけど……
流石にわたくしのアイデンティティ、ヒロインへの嫉妬心と王太子殿下への想いに関連する記憶は……ありませんわね。
日常生活も何もかも記憶にありませんわ!どうしましょう!
これは悪夢よ、悪夢ですわ……
そう考えながら屋敷に戻ると特に何もなかった。
その後を知る者は誰も居ない。
ゲームはここで終わりですもの。
どうあれわたくし達は生きていくしかないのですわ!
完走した感想ですが、バグでフリーズやスタックせずにエンディング到達できてよかったです。




