表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

96/145

第2戦:さくら、ペアします!(28)

第2戦の28を公開します。

予定より3時間強遅れてしまいました。

申し訳ありません。

今回は試合後の話から、ついに。

何が起きるのか、楽しんで頂けたら嬉しいです。

(6)


「ちっ、負けやがった。」


つぶやくペトーナの表情は楽しげだった。


すっ


と眼鏡を着け、


「いろいろ課題が見えたんだよ。

 た〜っぷり鍛えてやるんだよ。

 ハーッハッハッハー!」


高笑いながら、セコンドスペースを下りて、闘技場へと向かっていった。


(7)


臀部しりから前転ぜんてんしてころがり下りた さくら と京姫スフレは、


パン!


駆け寄って、ハイタッチ。

している所に、


「お疲れや~。」


ひまわり が駆け寄ってきて両手を上げる。

その手に、それぞれ空いている方の手で、


パパン!


ハイタッチすると、


「勝ったんだよ!」

「勝ったなのですわ。」

「勝ったな~。」


歓喜の声を上げ、抱き合った。

その時、


「ハーッハッハッハー!」


ペトーナの高笑いが聞こえてきた。

と同時に、ダメージが消え、意識を取り戻した獅子獣人ライーオ虎獣人タイーガが、


すたっ


大慌てで直立姿勢になった。


「なかなか、いーい負けっぷりなんだよ。」


近付きながらペトーナがいやみっぽい言葉を、直立でかたまっている2匹に言い放った。


「「すんませんした!」」


獅子獣人ライーオ虎獣人タイーガは超速で直角に腰を折って頭を下げると、声をそろえて全力であやまる2匹に、


「ぜーんぜん、いいんだよ。

 これからトーナメントまで”地獄の猛特訓フルコース”が待ってるだけなんだよ。」


ペトーナがわっるい顔で、楽しそうにげた。


「「いやーーーーーっ!」」


抱き合い、震え上がる2匹を余所よそに、


「軽く見てごめんなんだよ。」


さくら達に頭を下げた。


「あの、1ついいですか?」

「な、何なんだよ?」


さくら の問い掛けに、警戒しながらペトーナが答える。


「えっと、その、”もふもふ”させてほしいんです、けど。。」

「へ、”もふもふ”!?」


突然の さくら の申し出に、


「ハーッハッハッハー!

 何かと思ったら、そんな事なんだよ。」


豪快に笑い、大ウケのペトーナが、


「いい、いい、それいいんだよ。

 あんた達、しっかり”もふ”られるんだよ。」


2匹をにらみ、楽しそうな表情で言い放った。


「「はい(イエス)姉さん(マム)!」」


返事をした獅子獣人ライーオ虎獣人タイーガは、複雑な表情を浮かべながら、正座した。


「ありがとう!」


さくら が嬉しそうにお礼を言うと、獅子獣人ライーオの背中を”もふもふ”し始めた。

※獣人達は全身毛でおおわれた獣の姿なので、衣類は着けてないんですよ、これが。


楽しそうに”もふもふ”している さくら を見て、


「ち~ねぇだけズルいなのですわ。

 わたくしもやりたいなのですわ!」


京姫スフレも欲望を抑えきれず、参戦した。

”もふもふ”に熱中している2人を余所よそにペトーナが、


「あなた達も”トーナメント”に参加するんだよ?」


苦笑にがわらって見ている ひまわり に声を掛けた。


「へ!?

 ああ、”トーナメント”な~。

 参加すんで~。」


突然声を掛けられ、戸惑とまどいながら答える。


「なら、良かったんだよ。

 鍛え直すから、また戦い(やり)たいんだよ。」

「せやな~今度は”トーナメント”で~。」


そう言って、ひまわり が左手を差し出した。


対戦出来やれるのを楽しみにしてるんだよ。

 その時は、負けないんだよ。」


言いながらペトーナがその手を握った。

互いの目が燃えていた。

ひまわり とペトーナが実際に戦い(やり)合うわけではないのに、


ゴゴゴゴー!


と、戦お(やろ)うぜオーラをぶつけ合っていた。

ペトーナが先に手を放し、


「あんた達、帰るんだよ!」


おとなしく”もふ”られている2匹に声を掛けると、待機室に向かって歩き出した。

獅子獣人ライーオ虎獣人タイーガは返事するもなく、あわてて立ち上がると、ペトーナを追いかけていった。


「あ〜、、。」

「いってしまったなのですわ。」


名残惜なごりおしそうにしている2人に、


「うちらも〜戻んで〜。」


ひまわり が声を掛けた。


「は〜い!」

了解(りょーかい)なのですわ。」


返事し、3人連れ立って待機室に戻ると、さくら の部屋に転移した。


「お疲れ〜。

 いや〜ええ感じやったわ〜。」


ねぎらい、めてくる ひまわり に、


「ち〜ねぇ、すごくすっごくすごく良かったなのですわ。

 合格なのですわ。」


京姫スフレが乗っかり、さくら の口癖くちぐせ真似まねて気持ちを伝えた。


「けど、この短時間でどうやって弱点を克服したなのですわ?」


京姫スフレは後回しにしていた疑問をぶつけた。


「それは、、。」


さくら が言いかけた時、部屋のすみの転送ポイントに青い3重円(サークル)が現れた。

出てきた少女に、


「待ってたよ、フルファ。」


さくら が笑顔で声を掛ける。

その少女を見た京姫スフレと ひまわり が、


「やっぱりなのですわ。」

「そうや思てたわ~。」


新たな仲間の登場に、顔をほころばせた。

「どやった〜?」

「もふもふがすごくすっごくすごく気持ち良かったんだよ。」

「さすがやな〜そんなとこまで拘ってるんや〜。」

「ほんとに"もふもふ"だったよ。」

「今度は〜うちも"もふ"らして貰お〜。」

「そして、フルファが来たよ。」

「その正体は〜バレバレやけどな〜。」

「そだね。そうそう次回は5/10の22時の予定だって。」

「また〜遅れそうやな〜。」

「と、とにかくお楽しみに。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ