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第2戦:さくら、ペアします!(21)

第2戦の21を公開します。

めっちゃ遅れてしまい、申し訳ありません。

なんとか書けました。

ちょっと重めの内容なので短めです。

多分、次回でこの章終わる予定です。

楽しんで頂けてたら、嬉しいです。

(24)


「ここなのですわ。」


京姫けいきの”祝敗会”、とあわせて さくら の”祝勝会”として開かれた晩餐会ばんさんかいは大盛り上がりだった。

特に1人(あいす)が。


可愛い女の子3人も。

愛好あいすにとってはパラダイスだった。


さくら と ひまわり も普段食べた事のない料理にほっぺが落ちまくり、デザートまでしっかり食べ尽くした。


そして、食後に京姫けいき愛好あいすに案内されたのは”かべ”だった。


「ここ、ですか?」

「かべやな~。」


どう反応していいのか分からない、とゆう雰囲気の2人にはかまわず、


解錠アンロック!」


京姫けいきかべに向かって発すると、


「オンセイニンショウ。

 ”イチゴノケイキ”

 カイジョウシマス。」


電子音声の返事が返ってきた。

そして、


ゴゴン!

シュー!


かべの一部が少し奥に下がり、そのまま横に移動した。


「これって、隠し扉!?」

「すごいな~。」


驚いている2人に、


「入るなのですわ。」


京姫けいきが声を掛け、中へと入っていった。

中は直ぐに下りの階段になっていた。

途中に折り返しのある30段の階段を下りると、扉があった。


京姫けいきが扉の横のインターホンのボタンを押すとほどなく、


「はい。」


と返事をする、女性の声が聞こえた。


京姫けいきなのですわ。」


スピーカーに向かって声を掛けると、


「お待ちください。」


とゆう返事の後、解錠かいじょうする音がして、ゆっくり扉が開いた。

扉を開けた看護師姿の女性が、


「どうぞ。」


と声を掛け出迎えた。


「様子はどうなのですわ?」

「いつも通りです。」


短く答える看護師に、


「そうなのですわ。」


ほっとした声で京姫けいきが返した。


中は広めのLDKになっていて、扉が3つ付いていた。

京姫けいきが、その内の1つの扉に向かっていった。

3人が後に続く。


扉を開き中に入るとベットが2つある寝室だった。

その1つで女の子が眠っていた。


その横に立った京姫けいきは女の子の頬を優しくでながら、


「変わりないなのですわ。」


嬉しそうで、悲しそうな複雑な表情で声を掛けた。


京姫れっちゃん、その人って。」


さくら の問い掛けに、


「そうなのですわ。

 彼女が武導ぶどう瀬莉維せりい、もう1人のキャトネラなのですわ。」


京姫けいきが答えた。


ベッドで眠る少女、武導ぶどう瀬莉維せりい京姫けいきに頬に触れられても目を覚ます気配がなく、ただ静かに眠っていた。


「また来るなのですわ。」


京姫けいきが優しく声を掛け、4人は部屋を出た。

テーブルにお茶が用意されていたので、4人は席に付くと、


「詳しくは私から話すわ。」


愛好あいすが口火を切った。


「さっき京姫けいきちゃんが言った通り、彼女は武導ぶどう瀬莉維せりい

 1年前からずっと眠り続けているの。」


それは衝撃的な話だった。


1年前。

”Dランクトーナメント”決勝の日。

事件は起こった。


試合開始の直前、突然キャトネラが豹変ひょうへんし、京姫スフレを裏切った。

もう1人のキャトネラがログインした事で、瀬莉維せりいを押し退けたのだ。


そして決勝はキャトネラと結託けったくしていた対戦相手2人との3対1の試合バトルになり、京姫スフレはなすすべなく倒された。


だが、それだけでは終わらなかった。

強引に押し退けられた瀬莉維せりいの意識は体に戻る事が出来ず、消失した。

そして、”永遠の眠り姫”になってしまったのだ。

「どうやった〜?」

「瀬莉維さん、そんな事になってたんだね。」

「ほんまひどい話や〜。」

「れっちゃんも、すごくすっごくすごく辛かったよね。」

「このまま、なんかな〜。」

「それは、次回に期待しよ。」

「やな〜。」

「次回は4/14の22時更新予定です。」

「お楽しみに〜。」

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