第2戦:さくら、ペアします!(17)
第2戦の17を公開します。
って、日付変わってもてる。
大幅に遅れてしまい申し訳ありません。
なんとか書き上がりました。
後半、新展開です。
楽しんで頂けたら嬉しいです。
(19)
「勝った〜!」
「負けたなのですわ〜!」
試合が終わり、2人は精神力を使い果たしたようで、大の字で倒れ込んだ。
勝敗は時間切れ僅差で、瀬莉維が勝利した。
ダメージがクリアされ、先に立ち上がったのは瀬莉維だった。
京姫に近付くと、
「京姫、お疲れ〜。」
勝者の晴れやか笑顔で声を掛けながら右手を差し出した。
その手を握ると、力強く引き起こされた。
京姫は立ち上がりながら、
「年下に勝ってそんなに嬉しいなのですわ。」
ちょっとムッとした声で文句を言った。
「そりゃ嬉しいよ〜。
京姫めっちゃ強かったからさ〜。
現実でも、ここまで苦戦した事なくて~。
ドキワクしちゃったよ~。」
目をキラキラさせながら熱く語る瀬莉維を見て、
『勝てる、とは思っていなかったなのですわ。
でも、ここまで言われて悪い気はしないなのですわ。』
なんて事を思いつつ、
「ま、まぁそこまで言われたら素直に負けを認めてあげるなのですわ。
でも、今度は負けないなのですわ。」
口では、照れ気味にそんな事を発していた。
「え、また戦ってくれるんだ~。
じゃ、対戦仲間って事で~。」
笑顔でそんな事を言う瀬莉維に、
「対戦仲間。
なんかいい感じ、なのですわ。
これから楽しくなりそうなのですわ。」
京姫が満面の笑みを見せながら答えた。
こうして京姫と瀬莉維は対戦仲間とゆう名の親友になったのだった。
(20)
「とまぁ、こんな感じで瀬莉維とゆう対戦仲間が出来たなのですわ。」
京姫が顔を綻ばせながら語り終えた。
その時、
ピピ、ピピ、ピピ
京姫の頭の中でアラームが鳴った。
『これは。
あいつが来たなのですわ。』
それは自室に特定の者が入室した時に鳴るようにセットしておいた警告音だった。
「それじゃ、今日はここまでなのですわ。
それで、2人はこの後現実で予定があったりするなのですわ?」
京姫が話を締めて、2人に尋ねた。
「この後?
あたしはないよ。」
「うちもないで~。」
2人の答えに、
「それじゃ、京姫の家に来るなのですわ。
ネイビーが祝敗会をしてれるなのですわ。
なので、”サプライズゲスト”で来てほしいなのですわ。」
ちょっと悪そうな顔で楽しそうに打ち明けた。
「京姫ちでパーティーですか?
それは、是非行きたいです。」
「うちもや~。」
2人がものすごく嬉しそうに即答した。
「良かったなのですわ。
それじゃ、後で迎えを出すなのですわ。
2人は”おめかし”して待ってるなのですわ。」
「わかったんだよ。」
「おっけ~や~。」
2人の返事に頷き、おおよその時間を決めた。
「それじゃ私は部屋に戻ってからログアウトするなのですわ。」
「わかったんだよ。」
「ほな、後でな~。」
言葉を交わし、京姫は自室に転移した。
転移して直ぐ、目の前に嫌な奴が居るのを確認し、
「ちゃんと来たなのですわ、キャトネラ!」
京姫が怒りの籠った声で言い放った。
「相変わらず口の悪いガキだねぇ。
それで大財閥の令嬢だってんだから、あきれるよ。」
やれやれ、といった感じを見せるキャトネラに、
「あんた相手に愛想良くする気などないなのですわ。」
京姫は嫌悪感を隠そうともせず返した。
「そんな事はどうでもいいさ。
それで、”アレ”は返してくれるんだろうねぇ?」
「”アレ”って、何の事なのですわ?」
「しらばっくれるんじゃねぇ!
おとなしく出しゃいいんだよ!」
手に持っていた”何か”で襲いかかって来ようとするキャトネラに、
「そんな事、」
「うちらが~やらせへんで~。」
言いながら、さくら と ひまわり が3重円から姿を現した。
「どやった~?」
「なんか最後はヒーローっぽかったね。」
「せやな~。」
「でも、最後のキャトネラさんにすごくすっごくすごく違和感を感じるんだよ。」
「それは~。」
「それは?」
「次回~、4/2の22時更新予定で~分かるかも~。」
「お楽しみに。」




