表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

72/145

第2戦:さくら、ペアします!(5)

第2戦の5を公開します。

2日遅れ、申し訳ありません。

なんとか公開できました。

お待ち頂いていた方々、しょっちゅう遅れてしまい申し訳ありません。

で、今回から第2章、スフレの過去編開幕です。

楽しんで頂けたら嬉しいです。

第二章


(1)


2年前。


「いよいよ明日なのよ、京姫けいきちゃん。

 やっとなのよぉ。」


実家でいつものように愛好あね京姫けいきにうざがらんでいた。

けれど、今日はいつも以上にうざかった。


「うっとうしいなのですわ。

 何回も何回もうんじゃないなのですわ。」


心底しんそこ嫌そうな声で答える京姫けいきに、


「今日くらいいいじゃないのぉ。

 明日は世界中が驚くんだからぁ。」


しつこく絡んできた。


明日、世界が驚愕きょうがくする。

それは世界初のフルダイブ型VRゲームが実用化される日だ。


長年、世界各国のエンジニアが実現させようと開発に取り組んできた。

日本では「壱御野いちごのシステムズ」と「武導ぶどうエンタープライズ」が競い合っていた。

壱御野いちごのシステムズ」のシステムエンジニア・壱御野いちごの愛好あいすは前々からフルダイブの仕組みを構築こうちくしていた。

けれど、それを実現出来るハードウェアを開発出来ずにいた。


そんな時、出会ったのが天才、真千夜まちや黄烈おうれつだった。

2つの才能が出会った時、実現はまだまだ先になるだろうと思われていたフルダイブシステムが完成に近付いた。


真千夜まちや黄烈おうれつ壱御野いちごの愛好あいすと結婚し、「壱御野いちごのシステムズ」の社長に就任した。

2人は優秀な5人のエンジニアを迎え入れ、運営7(うんえいセブン)が結成され、開発は加速度を上げた。


そして明日、ついにフルダイブVRゲームの第1段「UFT」がプレオープンするのだった。


プレオープンには募集した数万の応募者の中から100名が選ばれ、明日からの半年の体験プレイの開始を待ちわびていた。


その100名の中にはあいすの手引きで、京姫けいきも含まれていた。


京姫けいきちゃんもぉ、楽しみなんじゃないのぉ?」

「そ、それはもちろん、楽しみなのですわ。

 どんな強敵と戦えるのか、わくわくするなのですわ。」


目をキラキラさせている京姫けいきも、かなり期待しているようだ。

拳法を習い、かなりのレベルになっている京姫けいきは同年代だけでなく、中高生でも相手にならないくらい強くなっていた。

なので、いろいろな格闘家と戦えるVR格闘ゲームである"UFT"はやり甲斐がある事間違いなかった。


「ああもう、早く明日にならないかしら。

 ねぇ。」

「いつまでもうざいなのですわ。

 わたくしはもう寝るなのですわ。」


そうして2人の夜が更けて、ついにその日がやってきた。

システムの監視の為、あいすは既に"UFT"内に入っていた。


ゲームのプレオープン時間の午前10時になった。

京姫けいきはエルドメットをかぶってベッドに横たわると、はやる気持ちをおさ


接続コネクト!」


インターネットへの接続を開始した。


ヒュイーーーーーン!


小さな駆動音が響き、エルドメットのバイザーに正常に接続された事を知らせる青いLEDが点灯した。

それを確認すると、


「ダイビング!」


初めての体験となるフルダイブVRの世界に入っていった。


(2)


「2年前か~もうそんなになるんやね~。」

「る~ちゃんはいつから”UFT”始めたの?」

「うち?

 うちは~正式稼働のキャンペ~ンで~モニタ~に選ばれたんよ~。

 せやから~1年半前くらいから~やってるよ~。」

「へぇ、る~ねぇはそんな初期からやっていたなのですわ。

 って、ちゃんと話を聞くなのですわ!」


2人に話を止められ、京姫スフレがぷんすかしながら言い放った。


「それで、初めてVR世界に入った時はどうだったの?」


京姫スフレ抗議こうぎ無視スルーし、さくら が問い掛けた。


「そう、、なのですわ。

 これがゲームの世界なのですわ、、って、ちょっとだけ感動したなのですわ。」


懐かしそうに思い出している京姫スフレに、


京姫れっちゃんも〜感動したんやね〜。」


ひまわり が突っ込み(ちゃちゃ)を入れた。


「な、、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけなのですわ。」


顔を赤らめ強がる京姫スフレを2人が微笑みながら見つめてくるので、


「さ、さぁ、続きを聞くなのですわ。」


強引に続きを話し始めた。

如何だったでしょうか?

スフレの過去編に入るとさくらとひまわりの出番がなくなってしまうので、こうやってちゃちゃ入れてくると思われます。

過去編はしばらく続く予定ですが、ちゃんとバトルもありますのでご期待下さい。

次回は明日2/15の20時更新予定。

よろしくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ