第2戦:さくら、ペアします!(4)
第2戦の4を公開します。
1日とちょい遅れ、申し訳ありません。
お待たせしました。
今回はほのぼのスイーツ祭りからの、アノ話しへと流れていきます。
まずはほのぼの感を楽しんで頂けたら嬉しいです。
(6)
「買ってきたなのですわ。」
満面の笑顔で さくら の部屋に転移してきた京姫が、
「ち〜ねぇから"負のオーラ"を感じるなのですわ。」
机に突っ伏してダークなオーラを放出している、ように見える さくら に気付き苦笑混じりに呟いた。
「京姫、おかえり〜。」
ひまわり が苦笑いながら声を掛けた。
「た、ただいまなのですわ、る〜ねぇ。
で、何があったなのですわ?」
ひまわり の"おかえり"とゆう言葉にちょっと照れながら、さくら の様子を伺った。
「わたしは"だめだめキング"なのですよ。。」などと呟きながら落ち込んでいる さくら を横目に、
「ちょっと買い物で〜失敗しても〜たんよ〜。」
京姫に説明した。
「は!?そんな事で落ち込んでるなのですわ?
そんなのいつもの事なのですわ。
ち〜ねぇ、ポンコツなんだから気にする事ないなのですわ。」
「ちょ、京姫、それはヒドいんだよ。
知り合ってそんな経ってないのに、わたしがポンコツって、、。」
「さくらの妹からいろいろ聞いてるなのですわ。
ち〜ねぇが面白い事したら、全部話してくれるなのですわ。」
「たんぽぽが、そんな、事をぉぉぉ、、。
戻ったらお仕置きです!」
ぷんすかモードのさくら を、
「そんなふくれとったら〜可愛い顔が〜パンクすんで〜。
京姫も来たし〜パ〜ティ〜始めんで〜。」
いつの間にか場を仕切る役になっている ひまわり がなだめ、切り替えさせた。
「いいもんいいもん。
甘い物で憂さ晴らしするんも〜ん。」
拗ね口調っぽく言っている さくら の顔はニコニコしていた。
甘い物の誘惑には勝てないようだ。
「ほんなら〜買ってきたの〜出そか〜。」
「オッケーだよ。」
「見て驚くなのですわ。」
ひまわり の言葉に同意し、3人が買ってきた物を披露した。
さくら の購入品
・いちご桜餅:6個
・抹茶餡桜餅:6個
・ミルクシャーベット桜餅(アイス):6個
ひまわり の購入品
・スペシャルジャンボシュークリーム:3個
・ブラックボム:6個
京姫の購入品
・デラックス スフレチーズケーキ:3個
・ホワイトマウンテン(ケーキ):1個
テーブルに並べられた甘い物を目にし、
「どれも美味しそ、、う?
この黒い玉はなんですか?」
さくら が不思議そうな顔で尋ねた。
「それは〜ブラックボム言うんや〜。
なにかは〜食べる時のお楽しみやで〜。」
ひまわり が答えていると、
「これが最後なのですわ。」
言いながら京姫が大物を出してきた。
テーブルの端におかれた直径50センチ、高さ30センチの山。
を見た2人が、
「その〜でっかい白い山〜すごいな〜。」
「すごくすっごくすごく、でかでかビッグです。
普通のケーキがミニチュアみたいだよ。」
驚きの声を上げた。
「これは"ホワイトマウンテン"なのですわ。
中が、、食べる時のお楽しみなのですわ。」
京姫がふふんと胸を反らし、自慢気に語った。
たくさんの甘い物に3人のテンションは上がりまくっていた。
「それじゃ、お茶用意するね。」
言って、さくら が飲み物を3人分用意し、
「ほんなら〜2人の昇格を祝して〜
"Dランク昇格記念スイーツ祭り"
始めんで〜。」
ひまわり の掛け声でパーティーが幕を開けた。
ミルクシャーベット桜餅を食べた ひまわり が、
「これは〜アイスのお餅やね〜。
皮は〜"雪見だいふく"みたいな感じで〜中に餡味のアイスと〜その中にミルクシャ〜ベットが入ってるんか〜。
むにゅ〜とろっ、しゃくが〜混ざりあって〜至福や〜。」
感想を述べた。
「これは、コーヒーゼリーですね。
中は、ココナッツミルクのクリームですか。
コーヒーゼリーの苦味と混ざり合って美味しいです。
まだ中に、これは金平糖、です、、か!?」
さくら がブラックボムの中の金平糖のようなものを噛み砕くと、
パチパチパチ
っと弾けた。
「な、なんか、パチってしたよ。」
「せやろ〜、そのパチパチ感がええんよ〜。」
「これは、美味しくて楽しいです。」
笑顔で頬張りパチパチを楽しんでしると、
「それじゃ、切るなのですわ。」
言って、京姫がホワイトマウンテンにナイフを入れた。
断面を見て、
「わぁ、すごくすっごくすごくきれいです。」
「ほんまや〜、めっちゃカラフルや〜。」
さくら と ひまわり が感嘆の声を上げた。
ホワイトマウンテンの中は7段になっていて、虹色のスポンジと色とりどりの果物のが挟まれていた。
それはもう"豪華"そのものだった。
切り分け、頬張る。
「おいひぃ〜。」
「おいひ〜な〜。」
「おいひぃにゃのですわ。」
3人が顔をほころばせ、感想を口にした。
それからしばらく、ぺちゃくちゃと他愛のない話をしながら食べまくり、一息ついた頃、
「る〜ちゃん、どうする?」
「やっぱり〜聞きにくいわ〜。」
さくら と ひまわり がこそこそ話しだした。
それが何を意味するか分かっている京姫は、
「こそこそしなくていいなのですわ。
さっき見られてたのは知ってるなのですわ。
それに、覚悟も、なのですわ。」
しっかり2人を見据え、話し掛けた。
さくら と ひまわり が京姫を見つめる。
3人の目が合い、京姫がゆっくり瞬きすると、
「少し、長くなるなのですわ。
いい、なのですわ?」
2人に問い掛けた。
「ちゃんと聞くよ。
ううん、聞かなきゃいけないと思ってる。」
「せやで〜、もうチ〜ムやから〜知っときたいんや〜。」
2人の思いに、京姫はゆっくり頷くと、
「始まりは2年前、なのですわ。」
話し始めた。
あの女、キャトネラとのつらかった思い出を。
如何だったでしょうか?
スイーツ祭りから、スフレの過去へとシフトしました。
次回から新章、スフレ過去編に入ります。
スフレに何があったのか?
次回は土曜2/13の20時更新予定とさせて頂きます。
楽しみにして頂けたら嬉しいです。
よろしくお願い致します。




