第2戦:さくら、ペアします!(3)
第2戦の3を公開します。
1日とちょい遅れ、申し訳ありません。
なんとか調整して、遅れないよう頑張ります。
今回はだめだめさくらと謎の女の話。
楽しんで頂けたら嬉しいです。
(4)
「ここですね、"さくらもち専門店 桜花"。」
ひまわり に教えられたお店に辿り着いた さくら は呟きながら店の外観に目を奪われた。
「イメージしてたのと、違い過ぎです。。」
"さくらもち専門店"とゆうくらいだから、日本家屋な老舗和菓子屋を想像していた。
のだが、どう見てもビル、だった。
淡いピンクの外観に、何故か看板だけは達筆な文字が書かれた木製の重厚感のある物だった。
真ん中に入口、左右の大きな窓はショーウィンドウになっていて、いろいろな"桜餅"が並べられていた。
商品を目にし、
「これは、すごくすっごくすごいです。」
さくら が目をキラキラさせながら呟き、大慌てで店内に突入した。
店内は奥がイートインスペースになっているようで、覗くと満席で、待っている人が大勢、待機スペースでイスに座っていた。
どうやら店内食しか出来ない"さくらもちパフェ"とゆうのがあるらしい。
「"さくらもちパフェ"、すごくすっごくすごく気になります。
今度、みんなで食べに来なければ。
今日はが、がまん、です。」
未練を残しつつ、買える商品を見て回った。
餡の種類や、中に入っている果物の種類など、いろんな種類の"さくらもち"のすべてが さくら を誘惑してくる。
目移りする事しばし、何とか3種に絞り込んだ。
「今回はこの3種にしましょう。
すいませ〜ん!」
さくら が声を掛けると、
「お決まりですか?」
言いながら店員アバターが近付いてきた。
「えっと、これとこれとこれを3つづつお願いします。」
さくら の注文を聞き、注文パネルに登録すると、
「1300アイトになります。」
店員アバターが金額を伝えてきた。
「はい、それじゃ。」
と言ってパネルを開き支払いしようとしたが、
┏━━━━━━━━━━━━━━┓
┃エラー ┃
┃残金が不足しています。 ┃
┃残金:0アイト ┃
┃アイトをチャージして下さい。┃
┗━━━━━━━━━━━━━━┛
と表示された。
「え、うそ!?
賞金貰ったのになんで。」
パニくりながらチャージしようとしたが、調べるのに時間が掛りそうだと思い、
「あ、あの、ちょっと待って下さい。」
店員アバターに声を掛け、大慌てで ひまわり に連絡した。
説明してもらいながら、操作する事数分。
「ありがとうございました。」
店員アバターに見送られ、店を出た。
「うう、まさかこんな事になるなんて、、超だめだめキングですぅ。。」
さくら の"UFT"での初めての買い物は散々だった。
他の店を見回る気力を失くした さくら は、
「バックルーム。。」
力なく指示語を発し、部屋に戻っていった。
(5)
「姐さん、戻りました。」
力なく呟く男に、
「1人、なの。
スフレは?」
強い口調で女が声を掛けた。
「それが、、"用があるなら自分で来い"、と、、。」
ひょろい男が小さくなりながら、ぼそぼそ声で答えた。
「あん、なんだって?」
女が苛ついた様子を隠さず、睨みながら聞き返した。
「その、"自分で来い"、、と。」
さらに小さくなりながら、ごにょごにょと伝えた。
「それであんたはおめおめと帰ってきた、と。
これくらいの事も出来ないのか。
ほんと使えねえな、おい!」
ドカッ
と前にあったテーブルを蹴りながら怒鳴った。
男がビクつくのを見て、
はぁ、、。
大きくため息を漏らし、
「こんなの使ったうちが悪い、か。」
小声で呟いた。
「しっかし、うちから来いとか、偉くなったもんだね、スフレ。
痛い目見ないと立場が分からないようだね。」
言いながら、悪い顔で微笑んだ。
その雰囲気に男が気圧され、さらに小さくなった。
「それじゃ、お望み通りこっちから行ってやるよ。
楽しくなりそうだ。」
そう言って立ち上がったのは、キャトネラ。
かつて"Dランク"でスフレとペアを組んでいた女。
これが、京姫を、そして さくら と ひまわり をも巻き込み"UFT"を騒がせた大事件の始まりだった。
如何だったでしょうか?
ついに謎の女の名前が出ました。
そして、何が起こるのか?
今回、少しサスペンス、かも。。
今後の展開、お楽しみに。
もちろんメインはバトルですよ。
次回は明日2/10の20時更新予定。
楽しみにして頂けたら嬉しいです。
よろしくお願い致します。




