表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

65/145

第1戦:さくら、挑みます!(63)

第1戦の63を公開します。

1日遅れ、申し訳ありません。

本編の締め回です。

スフレは何を企んでいるんのか?

そして、さくら宅に。。

楽しんで頂けたら嬉しいです。

(14)


「まさか、本当ほんとに負かされるとは思わなかったなのですわ。」


部屋に戻った京姫スフレは、なぜかニコニコしながらつぶやいた。


「そのわりりには嬉しそうね。」


部屋で待っていたネイビーの突っ込みに、


「べ、別に嬉しいとかじゃないなのですわ!」


少しあわて気味に京姫スフレが答えた。


「あらそう。

 でも、思いに答えてくれて良かったわね。」

「ま、まぁ、あれくらいの事、乗り越えられると思っていたなのですわ。」

「ふふ、分かりやすいわね。

 それで、本当に祝”敗”会になっちゃうけど、どうする?」

「それは後でいいなのですわ。

 今日はこれから、友達の家に行くなのですわ。」

「え、友達の家に行くの?

 あなたが?

 信じられない。。」


京姫スフレの言葉に、ネイビーが驚愕きょうがくの声を発した。

その驚きように、


「な、なんなのですわ?

 わたくしだって友達の家くらい行くなのですわ。」


ぷんすかしながら返す京姫スフレに、


「あなた、、、友達居たの!?」


最大級の突っ込みで返した。


「な!?

 と、友達くらい居るなのですわ。」

「あなたに家に行ける程の友達が居るなんて驚きしかないじゃない。」

ネイビー(おねえちゃん)、それはひど過ぎなのですわ。

 まぁ、その子は特別ではあるなのですわ。」

「まぁいいわ。

 そうゆう事にしておきます。

 それで、どうして今日なの?」

「それは、”今日だから”なのですわ。

 どんな顔をするか、楽しみなのですわ。」


京姫スフレが悪そうな顔でニヤリと微笑ほほえんだ。


「あなた、悪代官あくだいかん悪巧わるだくみしてる時みたいな顔になってるわよ。」

「な、だれが悪代官あくだいかんなのですわ。

 とにかく、そうゆう事なのですわ。

 だから、これで戻るのですわ。」

「分かったわ。

 それじゃ明日の午後、大会の表彰式が終わった後にでもしましょうか。」

「それでいいなのですわ。

 その時、さ、、なんでもないなのですわ。」

「それじゃ、明日の午後に実家いえに行くわね。」

「分かったなのですわ。

 明日、、楽しみ、、なのですわ。」


少し顔を赤らめ、小さくつぶやいた京姫スフレは慌て気味に、


「サーフェス!」


ログアウトの指示言葉コマンドを発し、現実リアルに戻っていった。

見送ったネイビーは、


「”今日だから”、、か。」


つぶやいていてふと気付いた。


「ああ、そうゆう事ですか。

 それで”今日だから”なのね。」


ニヤリ、とネイビーがほくそ笑んだ。


「なら、言い掛けてたのは、、これは面白くなりそうだわ。」


いろいろ察したネイビーは、によによしながら京姫スフレの部屋から移動した。


(15)


「お母さま、戻りました。」


現実リアルに戻った さくら は声を掛けながら居間に入っていった。

キッチンに居た母が、


「おかえり、さくら。

 それで、どうだったの?」


心配と期待感がざったような表情で問い掛けた。


「実は、、。」


言いながら、暗い表情を見せる さくら に、


「ああ、そっか、、。」


察し、なぐさめの言葉を掛けようとする母に、


「えへへ、実はゆ、、。」

「ただいまー!」


満面の笑みで報告しようとした時、たんぽぽが帰ってきた。

パタパタと足音を響かせ居間に入って来たたんぽぽが、


「お母さま、あのね、って、ああ、姉様戻って、たの、で、す、ね、、?」


母に声を掛けようとして、さくら にじと目でにらまれている事に気付いた。


「ちょっと たんぽぽ、空気読んで下さいよ。

 せっかくの”優勝サプライズ報告”が台無しじゃないですか、、あっ!?」


ぽろっと言ってしまった さくら に、


「え、姉様、優勝したの?」

「うそ、ほんとに。

 すごいじゃない。」


2人が声を掛けた。


「って、それじゃ、さっきのは、、。」

「ちょっと、驚かそうと思って。。」


母を驚かせようとサプライズ報告に失敗した さくら が照れ笑った。


「姉様、すごいよ。

 優勝しちゃうなんて。」

「ほんとよぉ。

 始めて1ヶ月くらいなのに優勝だなんて。

 これはもうお祝いするしかないわね。」


母がガッツポーズで宣言した。

けれど、


「お母さま、なんだかいいにおいがしていますが。。」


キッチンから美味おいしそうな匂いがただよってきていた。


「何か作ってるのですか?」

「そうそう、今日(たんぽぽ)のお友達が来るの。

 それで、いろいろ用意してたのよ。」

「ああ、そうだった。

 あと1時間くらいで来るって言おうと思ってたんだ。」

「ええ、どうしよう。。」

「どうしたの?

 たんぽぽの友達が来るとダメなの?」

「そうじゃないんです。

 実は、わたしも友達を招待しちゃってて、多分同じくらいの時間に。。」


さくら が申し訳なさそうな表情で伝えた。


「その子って、いつも話してくれるパートナーの子?」

「そう、ひまわりちゃん。」

「そうなのね。

 料理はいっぱいあるから問題ないんだけど、たんぽぽはどう?」

「う~ん、大丈夫だと思うけど、、。

 ちょっと確認してみるよ。」


言って、たんぽぽはスマホを取り出してメッセージを送信した。

すぐに返事があり、何度かのやり取りの後、


「大丈夫だって。」


と伝えた。


「それじゃ、せっかくだから さくら の優勝祝いもねちゃいましょ。

 これは、腕の見せ所だわ。」


そう言って、母はキッチンスペースに入って行き、料理を再開した。

たんぽぽが着替える為、部屋に行っている間に、さくら も ひまわり に連絡し了承してもらった。

居間に戻ってきたたんぽぽは さくら に試合の話を聞かせてもらった。

母もその話に耳を傾けながら料理を進めていた。

そうして時間が過ぎ、


ピンポーーーン!


インターホンが鳴った。


「来た!」


たんぽぽが反応し、インターホンのモニタを確認した。

通話ボタンを押し、


「いらっしゃい。

 待ってね、すぐ開けるから。」


伝えた。

さくら の方に振り返り、


「姉様、お友だちも来てるよ。

 行こ。」


さくら と たんぽぽ は出迎える為、玄関に向かった。

如何だったでしょうか?

まぁ、なんとなく察して頂いているかと思いますが、その辺は次回エピローグにて。

って事で次回で第1戦完結です。

そして物語は第2戦へ。

そんな次回エピローグ回は、

明日1月11日の11時に更新予定。

時間は、なんか1並びなので。

楽しみにして頂けたら嬉しいです。

よろしくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ