表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

43/145

第1戦:さくら、挑みます!(42)

第1戦の42を公開します。

初戦を見ていたスフレの心境とさくらとひまわりが、な話になってます。

ちょっと息抜き回。

楽しんで頂けたら嬉しいです。

(9)


〔MC〕「なんだなんだなんだーーー、今の連続技コンボは何なんだーーー!!!」


室内のスピーカーから しゃべ九郎くろう驚嘆きょうたんの声が響き渡った。


「今のは、何なの!?」


モニターに映された さくらもち の試合を見ていたネイビーつぶやいた。

一緒に見ていた京姫スフレも目が釘付けになっていた。


「やってくれた、なのですわ。」


京姫スフレはその技の完成度に脅威きょういを感じていた。


「今のが さくらもち ちゃんが見つけ出した答えなのね。

 あれは簡単に真似まね出来る技じゃないわ。

 間違いなくオンリーワンね。」


そんなネイビーの言葉は聞こえていないようで、


「あの速度(スピード)脅威きょういなのですわ。

 でも、あそこで、、。」


ぶつぶつつぶやきながら技の攻略法を考えていた。

しばし待っていると、


「見つけた、なのですわ。」


不敵な笑みを浮かべながら京姫スフレが発した。


「攻略出来るの?」


ネイビーに問われ、


弱点ウィークポイントは見つけたなのですわ。

 でも、今のままだと無理なのですわ。」


京姫スフレが嬉しそうに答えた。


「嬉しそうね。」

「うん、すごく楽しいなのですわ。

 勝てない、なんて思えた相手は久しぶりなのですわ。

 まさか特訓させられるなんて予想以上なのですわ。」

「あなたが特訓だなんて、それだけすごいって事なのね。」

「さくらもち がこれから当たる予定の相手で攻略出来る選手やつはいないなのですわ。」


京姫スフレは燃えていた。

本気で心がワクワクしていた。


「試合以外は特訓なのですわ。

 だから、、。」


京姫スフレの本気になっている目に見つめられ、


「分かった。

 決勝が終ったら来るわ。

 あ、そうそう。

 祝勝会しゅくしょうかい祝敗会しゅくはいかい、どっちがいい?」


ネイビーがふざけた声を掛けた。


「祝勝会に決まってるなのですわ。」

「はいはい、それじゃあね〜。」


言ってネイビー転送円サークルも使わずに消えた。

ネイビーを見送った京姫スフレは、


ぶるっ


身震みぶるいするのを感じた。


武者震むしゃぶるい、なのですわ。

 想像以上にヤバそうなのですわ。」


脳が感じ取った脅威きょういは予想以上だったようだ。


「問題はあの速さ(スピード)なのですわ。」


つぶやきながら訓練部屋トレーニングルームに入っていった。


(10)


自室に戻った さくら と ひまわり は、


「やったよ、やったよ!」

「勝ったで〜!」


両手を絡め握り、ぴょんぴょん飛び跳ねながら喜びあった。

少し落ち着くと、


「ほんなら〜初戦の祝勝会やろか〜。」


ひまわり が切り出した。


「祝勝会?」


さくら が不思議そうに聞き返した。


「せやで〜。

 勝つって〜思ってたから〜ケ〜キ買っといて〜ん。」


そう言うと、パネルを開いてケーキの箱を取り出した。


「"UFT(ここ)"やと〜だめにならへんから〜助かるわ〜。」


箱を開けるとショートケーキが2つ入っていた。


「これは、ピンクのモンブラン?」

「せやで〜いちごクリームモンブランやで〜。」

「すごくすっごくすごく美味おいしそうだよ!」


さくら は目をキラキラさせながらケーキに見惚みとれていた。


ショートケーキとは言え、普通の倍くらいの大きさだった。

土台のスポンジは直径8センチくらいあって、その上に10センチくらいの高さのいちごクリームが盛り付けられていた。

いちごクリームには5本のウエハースが刺されていた。

いちごクリームの下にはいちごが5個隠されている。


お茶を用意して、テーブルに着いた2人は初戦のささやかな祝勝会を始めた。

と言ってもケーキ食べるだけだけど。


「う〜ん、すごくすっごくすごく美味おいしいよ〜。」

「せやろ〜。

 ここの店な〜いろんなクリ〜ムの〜モンブランがあるんよ〜。」

「あ、中にいちごが入ってる。ああもう、きらきらハッピーだよ!」


2人は楽しくおしゃべりしながらゆっくり味わってケーキを食べ終えた。


「それでやな〜もっちゃん。」


食べ終えた ひまわり が真剣な表情で声を掛けた。


「な、なんでしょうか、る〜ちゃん。」


半笑いになりながら さくら が真面目っぽく答えた。


「つ、つぎの〜あいて〜なんやけど、な、、ふはっ。」

「だめだよ、笑ったらぁ、ははっ。」


耐え切れず笑い出してしまった。

ひとしきり笑った後、


「それで〜対戦相手の事なんやけど〜。」


普通に話を始めた。


「たしか次は、ファイヤカニバル選手、だよね。」

「せやけど〜その人は問題なくてな〜。

 その次の〜第4シードのフィナス選手が〜問題なんよ〜。」

「そうなんだね。

 それで何が問題なの?」

「それはな〜、、。」


2人はしばし、フィナス選手攻略の為、映像記録を映しながら真剣に攻略会議を行った。

その間に7、8戦が終わっていた。


7戦目は毒露丸どくろまるが、8戦目はベベロックロがそれぞれ勝ち上がった。

如何だったでしょうか?

ゆるっとした後はさくらの2戦目になります。

VSファイヤカニバル。

ひまわりが言ってましたが、この選手は。。

いったいどんなバトルになるのか?

楽しみにして頂けたら嬉しいです。

次回は金曜の13時更新予定。

よろしくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ