第1戦:さくら、挑みます!(41)
第1戦の41を公開します。
1日遅れ、申し訳ありませんでした。
お待たせ致しました。
ちょっと新たな試みに時間が掛かってしまいまして。。
何かは内容を見て頂ければ分かります。
楽しんで頂けたら嬉しいです。
(8)
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
観客席から大歓声が轟いた。
「なんだ、今のは!」
「なにあれ、すっごいよ!」
「すっげぇ連続技だったぞ!」
「すごい、すご~い!」
観客が騒ぎだすのを聞いて、
〔MC〕「おお、観客達も大興奮だぜー!
そしてー、ウィナー、さっくらもちー!」
しゃべ九郎が勝利者 さくら を高らかに宣言した。
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
観客がさらに沸き上がる。
その時、
「ふぅ、やられたみたいね。」
息を吐き、呟きながらアギュリンが立ち上がった。
試合が終わったので受けたダメージは全てクリアされている。
「最後、何が起こったの?
気付いたら負けてたんだけど。」
アギュリンは さくら を見失ってから後、どうゆう技で倒されたのか分かっていなかった。
そんなやり取りをしている間に、ひまわり がセコンドスペースを下りて、闘技場に上がってきていた。
「もっちゃ~ん!」
声を掛けながら駆け寄ってくる ひまわり に、
「る~ちゃん!」
さくら が答え両手を上げた。
その手に ひまわり の両手が、
ぱん!
と打ち合わされる。
ハイタッチの後、手を組み合わせ、
「もっちゃん、完璧やったで~。」
ひまわり が嬉々とした声を掛け、
「ありがと。
でも、る~ちゃんの支援があったからだよ。」
さくら が満面の笑みで答えた。
〔MC〕「盛り上がってる観客とー、リプレイだー!
セコンドのお嬢さーん、決め技の解説頼めるかーい!」
しゃべ九郎が突然、技解説を ひまわり に振ってきた。
闘技場の熱気と勝利の嬉しさで、
「おっけ〜や〜。
うちに任しとき〜!」
ひまわり がノリノリで受けた。
"UFT"ではまったく物怖じしないな。。
ひまわり の受諾の言葉に、
〔MC〕「センキューだぜ、お嬢さーん!
それじゃー、リプレーイ、スターーート!」
しゃべ九郎の振りで全方位モニターに試合の映像が流れた。
映像を観ながら しゃべ九郎と観客が盛り上がる。
さくら、ひまわり、そしてアギュリンが真剣に見つめている。
そして、
〔MC〕「ここでストップだー!
ここから連続技だぜー!
お嬢さーん、この連続技に名前はあるのかーい!」
しゃべ九郎が映像を止め、ひまわり に声を掛けた。
「うちはヒラソルやで〜、覚えといてな〜。
ほんで〜この連続技は〜"RJN"、RJNって言うんやで〜!
ほんなら〜ヒラソルちゃんの〜技解説や〜!」
ひまわり の声に反応して止まっていた映像が動き出した。
「こんな感じやで〜。」
ひまわり の解説が終わると、
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
また観客が湧き上がった。
〔MC〕「これはスゴイぞー、流れるような連続技だー!
それを超速で決めるー、最速姫の称号に偽りなしだぜー!
そして解説センキューだぜ、ヒーラソルー!」
しゃべ九郎がさらに煽っていく。
客席を飛び交う言葉はもう聞き分けられなくなっていた。
〔MC〕「次は7戦目ー、玉転転VS毒霧丸だー!
次の試合も熱いぜー!
それじゃ観客達ー、次まで10分休憩だー!」
しゃべ九郎のトークが止まり、観客席が少しづつ落ち着きを取り戻していく。
「負けたよ、さくらもち さん。
最後のは全然見えなかったわよ。」
言いながらアギュリンが さくら に近付き、右手を差し出した。
「あ、ありがとう、です。」
さくら はどう答えていいか分からず、とりあえずお礼の言葉で返しつつ、右手を差し出し握手した。
「そういえば、こっちのイリュージョンはなんで避けられたんだい?」
アギュリンの問い掛けに、
「あれ〜光学迷彩なんやろ〜。
そんな事も〜出来るねんな〜。」
※光学迷彩:特殊な全身タイツのような衣装を着る事で姿がみえなくなる。
ただし顔も覆うので2分で強制解除される。
ゲーム内だがリアルで息を止めているのと同じ状態が反映されるようになっている。
ひまわり が割って入った。
「へぇ、ヒラソルが見破ったのかい?」
「そやで〜。
あの技〜ちょっと上からやと〜薄く足の影が見えるんよ〜。」
「やっぱりそれに気付かれてたのかい。」
「よ〜見ないと〜分からへんかったけど〜。」
「なるほどね。
あんた達なら決勝まで行けそうだから忠告しとくよ。
スフレには1度見られた技は通用しないよ。
覚えとくんだね。」
それだけ伝えると、
「また、戦いたいねぇ。
今度は負けないよ。
じゃあぁねぇぇ。」
チュッ
最後に色っぽい声と投げキッスを残して闘技場から下りていった。
その背中に、
「はい。また、必ず。
ありがとうございました。」
さくら が声を掛け、頭を下げた。
残った さくら と ひまわり に声援の声が飛び交っている。
その声援が力になるのを さくら は感じていた。
ひまわり が先に闘技場を下り、さくら はいつもの様に観客席に向かってお辞儀し、大きく手を振ってから闘技場を下りた。
2人は手を繫いで待機室に戻ると、
「バックルーム!」
「バックル〜ム!」
声を揃えて指示語を発し、自室に戻っていった。
如何だったでしょうか?
かなり下手くそですが雰囲気分かって貰えたら嬉しいです。
終盤、またやると思いますが、突っ込みはなしでお願い致したいです。
次回は水曜の13時更新予定。
よろしくお願い致します。




