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第1戦:さくら、挑みます!(35)

第1戦の35を公開します。

今回で特訓編終了です。

さくらの必殺技はどうなるのか?

楽しんで頂けたら嬉しいです。

(11)


「いい試合だったじゃない。

 相性も良さそうだし、今度は大丈夫そうね。」


個室へやに戻った京姫スフレに、早速(ネイビー)が通話してきた。


「ま、まぁいい感じ、なのですわ。」


照れ気味に京姫スフレが答えた。


ネイビー(おねえちゃん)には、感謝してる、なのですわ。」


さらに顔を赤らめながら京姫スフレがお礼を言った。


「あらあら、珍しく素直じゃない。」


からかい気味に声を掛けるネイビーに、


「ううう、うるさい、なのですわ!」


顔を真っ赤にしてぷんすかしながら京姫スフレが返した。


「でも、これで目標に近付いたなのですわ。

 さくらもち が決勝まで上がってこれるくらい強くなってくれれば、なのですわ。」


京姫スフレは楽しいそうな、それでいて不敵さのある笑顔でつぶやいた。


「予選は手を加えない、でいいわね?」

「もちろんなのですわ。

 予選も突破出来ないなんて、話にもならないなのですわ。

 けど、そんな心配は無用なのですわ。」

「ま、スフレ(あなた)に本気出させるくらいだものねぇ。

 仲間おともだちになってくれるといいわね。ふふ。」


からかい気味のネイビーの言葉に、


「今度は、きっと、大丈夫、なのですわ。。」


もにょもにょと小さくつぶやき、


「も、もう切るなのですわ!」


照れを隠すように大慌てで、通話を終わらせようとした。


「はいはい。

 それじゃ週末に。」


それだけ言ってネイビーの方から通話を終わらせた。


「いつまでも、心配し過ぎ、なのですわ。

 でも、ありがとうなのですわ、おねえちゃん。」


京姫スフレはひとり言ち、気持ちを切り替えて、自主トレを始めた。


(12)


京姫スフレとの試合で確認出来た事。

本戦を勝ち抜く為の"必殺技"を完成させるのに必要な事が分かったので、練習メニューを調整した。


「予選は〜スフレちゃんに〜本気出させた時の感じでやれば〜大丈夫やと思うで〜。」

「うん、わかった。

 "速度増加スピードアップ7"で闘ったらいいって事だね。」


2人で予選の闘い方について話していた時、


「ところで、る〜ちゃん。

 予選ってどんな感じなの?」


練習に時間を費やしていて"ルールブック"を読めていなかった さくら が前回の大会を観戦していた ひまわり にたずねた。


「前の大会の〜"Eランク"の予選は〜16ブロックに分かれてて〜勝ち残った16人が〜本戦に出てたわ〜。」


「予選にはどれくらいの選手が参加してたの?」


「せやな〜だいたい1600人くらいやったな〜。」


「それだと(ひと)ブロックが100人くらいって事?」


「そうなるな〜。

 それで〜20人くらいづつが〜バトルロワイヤルするんや〜。

 勝ち残った5人が〜もう1回(もっかい)バトルロワイヤルして〜残った1人が本戦出場や〜。」


「それだと予選は2戦しかしないって事だよね?」


「そうやで〜。

 予選は土日でやって〜本戦を3日間やってたわ〜。」

※前大会は予選が4月27、28日、本戦が5月3、4、5日の想定。


「本戦はGW(ゴールデンウィーク)なんだね。

 たしか1週間前には、ってもうギリギリだよ。」


さくら は大慌てで"ステータスパネル"を開いた。

ご丁寧に画面の1番上に"第2回最強決定戦 参加登録"とゆうバナーが表示されていた。

さくら がバナーに触れると、


┏━━━━━━━━━━━━━┓

┃第2回大会(Eランクの部)┃

┃に参加登録エントリーしますか?   ┃

┃             ┃

┃      [はい] [いいえ]┃

┗━━━━━━━━━━━━━┛



大会の参加登録エントリー画面が表示された。

さくら は"はい"に触れ、参加登録エントリーを完了した。



そして練習と試合の日々が過ぎていき、予選初日の朝。

ついに、


「で、出来たよ、る〜ちゃん!」


"必殺技"が完成した。

京姫スフレのレベルより少し上に設定した戦闘人形バトルアバターを必殺技で倒した さくら が歓喜の声を上げた。


「今のは〜完璧かんぺきやったで〜。」


ひまわり も同じように喜び、声を掛けた。


「なんとか間に合ったよ。

 これでスフレちゃんに勝てる、かもだよ。」


少し控え目に さくら がつぶやいた。


「かも、やないで〜。

 本戦までに〜いっぱい練習して〜自信つけな〜。」

「そうだね。

 今度は絶対に勝つ、だよね。」


さくら の目が燃えてい(るように見え)た。

体操競技の時と同じように、何度も何度も同じ事を繰り返す。

そうやって体に"技"を覚え込ませていった。


その間に予選が進み、危なげなく勝ち抜いた さくら は、本戦出場の権利を手に入れた。

如何だったでしょうか?

次回から大会編になります。

さくらのバトル、楽しみにして頂けたら嬉しいです。

次回は水曜の13時更新予定。

よろしくお願い致します。

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