表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

25/145

第1戦:さくら、挑みます!(24)

第1戦の24を公開します。

ちょっと内容確認の時間が取れず、1時間遅れてしまいました。

申し訳ありません。

今回はさくらの試合を見ていた2人の話しです。

楽しんで頂けたら嬉しいです。

(12)


「きれい、なのですわ。。」


自室のモニターで さくら の試合を見ていた京姫スフレは、空に舞い上がり、白鳥のように美しく回る姿に目を奪われた。

そのあと一連いちれんの攻撃を見て、


「すごい、なのですわ。」


その凄さを認めたものの、


「でも、あんなのは曲芸なのですわ。

 知っていたら、いくらでも対処できるなのですわ。」


驚異きょういには感じていなかった。

なのに、京姫スフレは目をキラキラさせ、微笑ほほえんでいた。


「けれど、やっと見つけたなのですわ。

 さくらもち なら、きっと。。」


嬉しそうにつぶやくも、


「今のままでは不十分なのですわ。

 もっと強くなってくれないとダメなのですわ。」


さくら のより以上の強さを求めていた。


「もう一度いちど、こてんぱんにしないとなのですわ。

 少し様子を見て、ネイビー(おねえちゃん)に試合を組んでもらわないとなのですわ。」


京姫スフレからわくわくオーラがあふれだしていた。

探していた相手を見つけ、嬉しくてたまらない、といった感じだ。

そして、


「さて、さくらもち の試合を見直すなのですわ。

 あの技はすごくきれいで格好いいなのですわ。」


先程の試合の映像記録の さくら の最後の攻撃をしばらく繰り返し見続けた。


(13)


「さくらもち ちゃん、今日も~かわえ〜な~。」


闘技場に現れた さくら をでながら、ひまわり(ヒラソル)がによによ顔でつぶやき、


「修行の成果~出せたらえ~な~。」


わくわくしながら試合開始を待った。

程なく、


(ファイ)(フォー)(スリー)(トゥー)(ワン)、ファイッ!


電子音声のカウントダウンが終わり、試合バトルが始まった。


ラジオ体操の動きでゼンテスを翻弄ほんろうし、攻撃を当てる さくら を見て、


「あれが〜ラジオ体操の〜成果なんやね〜。」


感慨深かんがいぶかげにつぶやいた。

のもつかの間、


「あれあれ〜急に動きが〜わちゃわちゃになってる〜。」


さくら がちぐはぐな動きになり、ゼンテスに攻められ始めた。


「ああ〜どないしたんやろ〜。

 さっきまで〜ええ感じやったのに〜。」


ひまわり(ヒラソル)は、はらはらしながら見守るしかなかった。

すると急に、さくら が変な動きを始めた。


「あれは~後方ブリッジ回転(ばっくぶりっじ)や~!?」


突然、試合と関係のない事をしだした さくら に驚かされ、


「なんで急に~あんなことを~??」


頭に??を浮かべながら見ていると、


「あ~、あれは~!!」


さくら の(ツー)ステップを見て、さらに驚いた。


「あのステップのクセ〜間違いないわ〜。

 あれは〜しゅど、、ぅっ、むぐっ。。」


ひまわり(ヒラソル)は慌てて口をおさえ、言葉を飲み込んだ。


『あぶなかったわ〜。

 名前リアルネームってまうとこやった〜。』


驚いて名前を言いそうになったのを回避かいひし、


『さくらもち ちゃんは〜守道さくら ちゃんやったんや〜!』


心の中で歓喜かんきの声を上げた。


格闘技が好きなひまわり(ヒラソル)は、体操競技も好きなのだ。

大好きなジャッキー・チェンのアクロバティックな動きに惹かれ、体操競技に興味を持った。

同じクラスの守道さくらが世界大会に出場出来るほどの実力があり、しかも可愛い。

そんな理由から、さくら の大ファンだった。


なので、ケガで引退したのはだいショックだった。

その さくら が闘技場で闘っている。

しかも、


『きれいや〜。

 やっぱり〜さくら ちゃんの演技は〜完全パーフェクトビューティーやわ〜。』


体操の技を使って闘っている。

それはひまわり(ヒラソル)にとって大きな収穫だった。


そして、さくら の大技でゼンテスが崩れ落ち、


WINNER(ウィナー)、さくらもち!


さくら の勝利が告げられた。

と同時に感極まり、ひまわり(ヒラソル)は漫画のような目の幅涙を流しながら、


「やっだ〜ざぐらぼちぢゃんがっだ〜。」


立ち上がって、大声で叫んでいた。

しばらく闘技場の さくら に「おめでと〜」だの「かわえ〜」だのと叫んでいたが、


『あした〜さくら ちゃんと〜お話しすんで〜。』


少し落ち着き、明日学校で さくら に話し掛けようと決意した。


『あしたが〜楽しみや〜。』


そんな事を思いながら、闘技場で手を振る さくら が退場するまででた後、ログアウトした。

如何だったでしょうか?

2人の心情が少し見えた、かも。

これから2人がさくらにどう関わっていくのか?

楽しみにして頂けたら嬉しいです。


次回は金曜の12時更新予定。

よろしくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 楽しかったです。 とうと試合で勝ったですね! バトルも目に映像が浮かぶ感覚で楽しかったです [気になる点] なし [一言] 楽しく読ませていただいています。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ