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第1戦:さくら、挑みます!(22)

第1戦の22を公開します。

またも1時間遅れになってしまいました。

お待たせしてしまい、申し訳ありません。

この所、余裕がなくなっているのと、大分修正しているもので。。

そんな状況ですが、話は修行編終盤です。

修行の最終日、老師が指示したのは!?

楽しんで頂けたら嬉しいです。

(9)


「いいじゃろう。

 ラジオ体操は第一、第二、どちらも完璧じゃ。」


朝の日課のラジオ体操を終えた さくら にレイモンが声を掛けた。


「はい、ありがとうございます。」


元気に返事し、力強くお辞儀をする さくら を優しい表情で見つめながら、


能力値ステータスはどうかのう?」


レイモンは能力値ステータスを表示し、確認した。


「ふむ、いい感じにアップしとる。

 ようがんばったのう。」


褒められ、


「はい、がんばり過ぎずがんばりました。」


さくら が少し照れ気味に、元気に返事した。


能力値ステータスを上げるには現実リアルと同じように体に”負荷”を与えなければならない。

負荷の掛け方で1~5ポイントがプラスされるが、負荷を掛けすぎるとプラスポイントが(ゼロ)になってしまうので、ぎりぎりを見極めなければならない。

そうゆう意味での”がんばり過ぎずがんばった”なのである。


負荷運動トレーニングは後でやっておくんじゃぞ。

 それで今日の予定はどうなっとるかの?」

「今日は学校なので夕方1時間くらいと夜2時間くらいなら大丈夫です。」

「なら夜にするかの。時間は?」

「そう、ですねぇ、、19時半以降なら大丈夫です。」


さくら が少し考えてから答えた。


「なら、19時半にするかの。」

「わかりました。

 よろしくお願いします。」


さくら がしっかりお辞儀をするのを見て、レイモンが姿を消した。

いつもなら20時と指定するのを、今日は30分早めた。

その時間がレイモンとの修行の”最後の時間”になるからだ。


「今日で最後、なのですね。」


つぶやききが漏れる。

さくら は寂しさを感じている事に気付いていた。

もっと続けば、、。

そんな気持ちを振り払うように、いつもの負荷運動トレーニングをこなし、ログアウトした。


学校に行き、夕方にログインして負荷運動トレーニングをこなし、夕食を済ませた。


そして19時20分、再度ログインした。

森林公園は人気スポットなので、これくらいの時間はかなりにぎわっている。

さくら は、とぼとぼ歩きながらいつもの場所に向かった。


19時30分。

レイモンが予定通りに姿を現し、


「今日までようがんばったのう。

 その成果、見せて貰うとしよう。

 卒業試験じゃ。

 ”無作為試合ランダムマッチ”で勝ってみせよ。」


告げた。

さくら は”卒業試験”とゆう言葉に込み上げてくる思いをぐっとこらえ、


「はい、勝ちます!」


気合いのこもった声で返した。

そして、


「あの、レイモン老師。

 その、もし負けたら、どうなるのでしょうか?」


ふと疑問に思った事をたずねた。


「わし以外の”師匠”に引き継がれ、もう1週間修行のし直しじゃ。

 恥をかかせんでくよ。」


レイモンが表情を曇らせながら、答えた。


”師匠イベント”は1週間。

最終日の試合で勝てなければ1週間延長。

2回目以降の拒否は可能だが、以後負け続けても”師匠イベント”は発生しなくなる。

同じ師匠は1回のみで、全師匠に教わっても勝てなければ強制終了となる。


「レイモン老師の教えをけがさないよう、全力で勝ちます!」


改めて強く言い切る さくら を、


「では、参加登録エントリーするんじゃ。」


うながした。


「はい。」


さくら は返事し、参加登録エントリーを済ませた。

そして、ほぼ待つ事なく、


┏━━━━━━━━━━┓

┃対戦者:ゼンテス  ┃

┃対戦を承認しますか?┃

┃   [はい] [いいえ]┃

┗━━━━━━━━━━┛


承認パネルが現れた。

対戦相手を見たレイモンは、


「相手はゼンテスとやらか。

 ふむ、、。」


しばし考えているような素振そぶりりを見せた後、


「こやつレベルなら、ちょうどよかろう。

 承認するのじゃ。」

「はい。」


さくら をうながし、承認させた。

レイモンが勝つ為に必要な事を伝え終わり、程なく さくら は闘技場に転送された。


(10)


「あ〜、やっぱり〜食後のデザートは最高や〜!」


ひまわり(ヒラソル)は"UFT"内の甘味処かんみどころでスペシャル抹茶パフェを頬張っていた。

現実リアルで食後に豪華なデザートなんてものを食べると当然、体がぷっくりしてしまう。

甘い物が大好きなのだが、ちょっとぽっち、、。


>そんな〜乙女の秘密〜ったらあかんえ〜!!


謎の解説さんからの重圧プレッシャーによりコメントは差し控えさせて頂きます。

とにかく"UFT"内では食べても身にならないので、夕食後にログインしてデザートを食べるのがひまわり(ヒラソル)の日課になっていた。


「は〜、しあわせや〜。」


空になった食器と、満足感でほんわりしていると、


ピピピピ ピピ ピピピピピ♪


コンビニの入り口でよく聞くメロディーの電子音が耳の中で小さく響いた。


「これは〜お知らせコールや〜。

 なんやろな〜。」


呟きながら、メッセージパネルを開いた。


"さくらもち選手の対戦が決まりました"


と書かれていた。

推しの選手を登録しておくと、その選手の対戦情報が届くようになっている。


「さくらもち ちゃん、対戦久しぶりやな〜。

 ずっと〜修行してたんやろか〜?

 ほんなら〜修行の成果〜見届けな〜。」


ひまわり(ヒラソル)はメッセージパネルを閉じると、大慌てで(もたもたと)店を飛び出し、


「ム〜ブ〜、とうぎじょ〜、い〜ランク〜。」


移動の指示語コマンドを発した。

ひまわり(ヒラソル)の足元に光る3重円が現れ、吸い込まれるように消えた。


闘技場はランク毎の階層構造になっていて、1階がEランクのフロアになっている。

階層は自由に行き来出来るが、試合は自身のランクの闘技場でしか出来ないようになっている。


年間購入している自席の前に現れたひまわり(ヒラソル)は席に座り、


「さくらもち ちゃん、勝てるやろか〜?

 楽しみやわ〜。」


小さくつぶやき、選手の登場をワクワクしながら待ち構えた。

如何だったでしょうか?

ついに次回は卒業試験です。

さくらは勝てるのか?

楽しみにして頂けたら嬉しいです。

次回は月曜の12時更新予定。

間に合うように頑張ります。

よろしくお願い致します。

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