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第1戦:さくら、挑みます!(11)

第1戦の11を公開します。

ゲーム内の自室に移動したさくらが目にしたのは!?

な、ゆるい回です。

楽しんで頂けたら嬉しいです。

(4)


部屋のすみの”コの字”になっている場所に緑色に光る3重円が現れ、中心から さくら が姿をあらわした。


「ここが私の部屋、なの、ですか??」


さくら は目の前に広がる真っ白な空間に、驚いた。

天井も壁も床も、全てが真っ白だった。

よく見ると、同じように真っ白なソファーやテーブル等の家具類があるのが分かった。


「うう、なんかすごくすっごくすごく、まっ白です。。。」


驚きの言葉を発しながら、”コの字”スペースから室内に移動しようとした時、


┏━━━━━━━━━━━━━━┓

┃室内の初期設定を行いますか?┃

┃              ┃

┃       [はい] [いいえ]┃

┗━━━━━━━━━━━━━━┛


目の前にパネルが現れた。


「自分の好きなように変えられるのですね。

 よかったです。」


安堵あんどし、[はい]に触れた さくら は知らなかった。

それが”とてつもない作業”だとゆう事を。。


[はい]に触れた後、パネルには、


・天井

・壁

・床

・家具

・調度品


選択肢せんたくしが表示されていた。


「それでは壁からやりましょう。

 うるとら可愛くしちゃいますよ!」


ひとりちながら、設定を始めた。

そして、およそ1時間半の時間が過ぎ、


「もう、無理、です。。」


さくら は敗北した。

とにかく選択出来る項目が膨大だった。

どうやらゲームの制作者にインテリアにこだわりのある人が居たようで、世界中の全てのインテリア関連の要素をデータ化したらしく、ひとつ設定するにも選択肢が多すぎて、訳が分からなくなってしまうほどだった。


「とりあえず、壁と床とソファーが設定出来たので良しとしましょう。

 後は少しずつ、です。」


床は白木しらき無垢材むくざいのフローリングに設定した。

裸足で歩くと、ちゃんと木の感触が伝わってくるのが心地良かった。


壁は下から1/3くらいを桜色のレンガ調の壁紙にして、残りはとりあえず白のままにした。


ソファーはクリームベージュ色のもこもこにし、座り心地は少し硬めで設定した。


ここまで決めるのに、それぞれ30分程掛かっていた。

りだすと大変な事になると感じ、ここまでにした。

先程の初期設定とこの部屋の設定で、さくら はかなりつかれていた。


ソファーに体を預け、ぐで~っとなりながら、


「モニター、オン!」


大型モニターの電源をオンにした。

調べると部屋の基本操作コントロールは音声指示だったので、とりあえず最低限のキーワードを覚えた。

これも自分好じぶんごのみに変えられるようだが、そんな気力はなかった。


「”Eランク”、無作為試合ランダムマッチ無作為選択ランダムチョイス。」


さくら の言葉に反応し、モニターに無作為ランダムに選択された”Eランク”の試合のひとつが映った。

対戦者はどちらもレベルが低いようで、殴り殴られ、蹴り蹴られ、な状態で少しづつHP(ヒットポイント)けずっていた。


どの試合でも対戦者には同じ量のHP(ヒットポイント)が設定される。

試合時間は基本10分で、HP(ヒットポイント)(ゼロ)になると負けになる。

選手の力量や技の威力により減少するHP(ヒットポイント)が多くなるので、格差があると数回の攻撃で負ける事もある。

時間切れの時は残っているHP(ヒットポイント)の量が少ない方が負けとなる。


とゆうのが試合の基本ルールだが、興行試合イベントマッチ賭け試合(ベッティングマッチ)は独自ルールが付加される場合がある。


「なるほど、試合のルールはそうゆう感じなのですね。」


さくら はモニターに映る試合を流し見ながら、試合のルールを確認した。

モニターに映される試合はどれもレベルが低く、少したるく感じていた。


「う~ん、こうゆう試合は観ていて面白くないです。

 もっと、すごくすっごくすごい技のぶつかり合いが観たいです!」


さくら は自分以外誰も居ないのに力説していた。


「でも、このレベルの相手なら生の戦闘バトル、体験出来そうです。

 ”ナウタイム”!」


さくら の言葉に反応し、目の前の空間に、


16:38:22


現在時刻が数秒表示され、消えた。


「まだ、1時間半くらい残ってますね。

 なら、1試合くらいは出来るかも、です。」


さくら は意を決すると”ステータスパネル”を開いて”無作為試合ランダムマッチ”の対戦予約を入れた。


「初めての試合、もう”うるとらどきどき(うるどき)です。」


などと思っていると、1分とかからず対戦確認マッチングコールが目の前に表示された。


┏━━━━━━━━━━┓

┃対戦者:スフレ   ┃

┃対戦を承認しますか?┃

┃   [はい] [いいえ]┃

┗━━━━━━━━━━┛


対戦者はプレイヤーネームしか書かれていないので相手の強さは分からない。

知っているプレイヤーでなければ、どんな相手なのか?男か女か?も分からない。

対戦者の表示を見た さくら は、


「相手スフレさん、ですか。

 名前から察するに女性、のような気がします。

 お手合わせ、お願いします。」


ひとりちながら、[はい]に触れた。

如何だったでしょうか?

ゲームでする設定って面倒な事多いよね、って話でした。

そして初めての生バトルに挑むさくらの対戦相手は?

次回、その対戦相手側の話です。

楽しみにして頂けたら嬉しいです。

次回は水曜の12時更新予定。

よろしくお願い致します。

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