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プロローグ
僕は、ずっと前から怠けて過ごしていた。ついでに言うと、今は長期休みなのですることもなく昼過ぎだと言うのに、ベッドの上で二度寝から覚めたところだ。
ここで少し僕の過去を振り返ろう。
まず、小学生の頃は“夏休み中一度も外に出ない”なんて馬鹿げた記録を打ち立てたりした。
一日中ベッドの上でゲームを極めていた。
中学生の頃はもちろん帰宅部。毎日のように友達と遊んでいた。
勉強しろとしょっちゅう怒られていた。その度に僕はこう言うのだ
「高校入ったら本気出すから大丈夫大丈夫」
ここまで怠けていて、成績は大丈夫なのだろうか。
僕の父、母、祖母、祖父が全員有名な学者で優秀な遺伝子を引き継いでいるから大丈夫でーす
なんてことはなくて、大丈夫な訳がない。
母と父は学者だ。それは正しい。だが怠けていたら勉強についいていけない。当然だと僕は思う。
そして僕は考えたのだ。
『このままじゃ、まずいんじゃね?』
中学三年生の夏、僕は大きな決断をした。
【勉強して高校受験しよう】
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駄文で申し訳ないです