コラッツ予想(33)コラッツ物語ー宇宙の膨張と収縮
演算の全体像を説明するには正数のほうが都合がいいようだ。演算のイメージをストーリーにしてみた。
まずは宇宙をイメージしてもらいたい。1は原子で0は空間とする。
1+1=10(2)
なので同じ原子同士がぶつかると重たい原子ができ、空間もできる。
宇宙の淵で生まれる低位の原子は軽く、高位である中心には重い原子が集まってくる。
3倍することでそれぞれの原子は複製され、再統合され、中心に向かっていく。
桁数は空間の広さと思えばいい。
3倍だけでは桁数は膨張を続ける。その膨張は宇宙の中心から発生している。星が宇宙の外へと膨張するようなものだ。
密度の濃い宇宙では原子同士は激しくぶつかり合う。それにより、原子は重くなり、その数を減らす。
一方、薄い宇宙ではぶつかりは少なく、原子の数は増えていく。
3倍した直後に、
宇宙の膨張は一定だが、宇宙の淵(末尾の1)は+1し2で割ることで、淵に取り残された連なる1と1つの0を宇宙の外に放り出し、空間を縮めようとする。
宇宙の淵近くの濃度が薄ければ、淵に残る1が増え効率よく収縮できる。それにより宇宙の濃度は濃い部分が残される。宇宙の淵近くの濃度が濃くなれば淵に残る1が減り空間0が残るようになり、膨張のほうが勝る。宇宙の濃度は薄くなっていく。
こうした、原子1による重合と放出によって宇宙は膨張と収縮を繰り返す。
が、膨張より収縮のほうが勝っているためにやがて宇宙は点になる。
再計算した結果、末端の平均縮小期待値は1.75桁である。