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学校の七不思議その八

作者: 柴犬
掲載日:2022/08/31

 学校の七不思議。

 残りは……幾つだっけ?

 いや良いけど。

 其れはそうと……。



 やばい。

 本気でやばい。


 心が折られそう。


「校舎が焼け跡が残った学校から怒られる……」


 僕は恐怖のあまり蹲る。

 やばい。

 やばいよ。

 怒られる。

 どうしよう?


「学校からは怒られんけど」

「ゑ?」


 相棒の言葉に僕は間抜け顔を晒す。

 

「此処は異世界と言ったろ」

「うん」

「だから別に完膚なきまで破壊しても学校から怒られんよ」

「おおっ!? ならばいくら暴れても良いのかっ!?」

「但し此の都市伝説が友好的な奴なら国とか警察から怒られるけど」

「何でさああああああああああああっ!」

「それは都市伝説を相手に出来るのは同じ者だろうし」

「ゑ? つまり国や警察に都市伝説居るの?」

「うん」

「いやあああああああっ! 怒られるううううううっ!」


 僕は頭を抱え自分の未来に恐怖した。


「まあ~~殺す(ヤル)気満々な此の都市伝説は何も言われんだろうけど」


 なお相棒の最後の言葉は聞こえません。

 声小さかったので。




 


 美術室。



 そのモナリザを僕は見つめる。

 

 さっと横に僕は移動する。

 


 モナリザの目玉が動いてこちらを見ている。


 そんな七不思議だ。

 害はないと思う。

 多分。


 それだけだし。



 ダンダン。

 ダンダン。


 反復横跳び。

 

 おお。

 凄い付いてきてる。



 

「もともと「モナリザ」も「どこから見ても見つめられている」錯覚がする絵画として有名なんだ」

「ほうほう」

「そこから絵画の中の人物と目が合う現象を「モナリザ効果」と言うらしい」

「ほうほう」

「バリエーションとしては夜中になるとベートーヴェンやバッハ等の肖像画の目が動くらしい」

「此れは見てみるとギョロギョロ動いてるけど?」

「都市伝説化してるみたいだな」

「ほ~~」


 僕は思わずモナリザに近づく。

 其のままモナリザをよく見た。

 うわ~~此方を見てる。


「てい」


 思わずモナリザを目潰しした。


「jdsjhjほsっdcさsっdっ!」


 モナリザ目を閉じて絶叫する。


「何やってるんだあああああああああっ!」

「いや~~つい目潰ししたくなった」

「ついじゃねえええええええっ!」



 僕に絶叫する相棒。

 いや。

 ねえ~~。

 人物画って目潰ししたくならない?


 僕だけかな?


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