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作者: 麻布之

突然、私小説を書こうと思い立った。

湯船にとっぷり浸かっている時だ。


今は発表の場はいくらでもある。まず一通り書いてみて、人に見せても良い文章であればどこかしらへ公開しよう。

そういう気持ちで文章を書いている。これが公開されるか否かは今の私にかかっている訳だ。

そうすると思いつきとは言え多少の義務感が発生するという仕組みだ。

全く私は自分をよくわかっている。


さて、そうすると何か題材を決めた方が良い。そういえば成人の日が直近であった。

成人といえば酒である。(私は単純な人間なので、他にもあるだろ、と思われても仕方のない事である。

とはいえ日本で私と同じ考えの人間も多いのではないだろうか。できれば一般的な感覚であると思いたい。)


という事で、成人した辺りの酒の話を書きたい。


まず私の初酒は自宅での缶酎ハイだ。アルコールの失態話は今の時代良く目に入っていたので、外で人様に迷惑をかける前にまずは飲める量を把握したいと考えた。根が大変真面目な人間なのである。

結果は2%のアルコール度数のもの2本が限界であった。それ以上飲むと頭痛がした。正直かなりガッカリした。

母に、慣れれば飲める量も増えてくると言われ、その時はやっと気を持ち直したものだ。


実際、20から22歳までに飲みに行ってそのまま朝帰りという機会が何度かあり、その間にかなり鍛えられたと言える。

飲み放題で3時間くらい飲み、足りなければ2件目へ、気分が良くなったところでカラオケに行き歌い朝を迎える、といった具合だ。

振り返ると無茶な飲み方もしていたが、自宅で適量を把握していた為、トイレで嘔吐をする程度で収まっていた。(トイレで、が重要だ。)

行きつけのバー的なものが存在していた訳だが、スタッフさんが良く気を回してくれる店であった事も大きい。

当時勿論飲み仲間も居たが、その人も酒に強くはなかった。そういった客がくると、どこか適当なタイミングでアルコール度数を薄めてくれていた。何も言わなくてもだ。お陰様で私も痴態を晒す事なく、楽しくお酒が飲めていた。

もし最近成人した方が読まれているのであれば、お酒初心者は、アットホームで、かつスタッフさんがお酒に慣れている店を選んで飲むと良いと思う。そういった店ではもしかすると痴態を晒さなくて良いかもしれない。

根拠はないため何の責任も取れないが。


私の根本の考えは、お酒を飲むのは楽しい事でなければならない、である。

楽しいかの判断ができなくなるまでは飲まない。実際、嘔吐してしまった後はつまらなくなり、酔いを醒ますためひたすら水を飲んでいた。

ただ、その失敗が有ってからは嘔吐するラインがわかるようになり、楽しい飲酒生活が送れているので、失敗は成功の元とはよく言ったものでもある。何とも取り止めのない話だが、以上が私の酒の話。


ここまで読んでくれた事を感謝いたします。ありがとうございました。


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― 新着の感想 ―
[一言] お酒は楽しく飲んでこそ、ですね。 ごもっともです。
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