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『第三話です、とりあえずメインキャラは出た気がします』

夜勤が始まって早速夜投稿が出来なくなったのでこの時間帯に投稿します〜

1時間目が終了後、アンドロイドが転校してきて何も起きないわけもなく

色んな学年やクラスから大所帯で宮沢さんを見にくる人達がいた

生徒会長である相田君も、流石にこの人数を抑えきれずに突破を許してしまう


僕と春菊は唖然としてその光景を目にしていた

すると、人混みの中から輝美がひょこっと出てきた


「あ、やっぱりお姉ちゃんのクラスだった。大人気だねぇ〜隣の人」


「うん・・・・先生は何を考えてるんだか、あれ僕が世話しろってんだよ?」


「えーお姉ちゃんが?逆じゃない?」


「どういう意味」


輝美は「ごめんごめん」と口にしてから私の膝の上にちょこんと座り始める

低身長な僕よりさらに低い身長をしているので、乗られても重くないし前が見える

その光景を見て春菊がクスりと笑う


「相変わらず仲良いね」


「あ!湯浅先輩!いつもお姉ちゃんがお世話になってます〜(´∀`*)」


「え?いやいや!こっちのセリフだよ輝美ちゃん!」


まるで親みたいな会話をする二人を放っておき

目の前でなんとか人混みの嵐を止めようとしてる相田君を見る

大変そうだが、正直これは先生ですら止められない気がする


「静粛にーーーーー!!!!」


突如耳をつんざく様な声が聞こえて思わず耳を塞ぐ

相田君が、いつの間にか持っていたメガホンで一気に沈黙まで持っていった


「うちのクラスの宮沢君は見せ物ではないので、あまり来られると宮沢君おろかうちのクラスの全員が迷惑かかるのでやめて・・・・くれるかな?」


笑顔だけど目が笑ってない表情でその言葉を放つと

相田君がだいぶ怒ってることに気づいた皆はおずおずと帰っていく

輝美も「あ、やば、授業始まる。またねお姉ちゃん」と言って教室を出る


ようやく見えた宮沢さんは先ほどよりも乱れた髪の姿で登場した

服のボタンも一つ外されてるじゃないか。扱い雑すぎない?


「・・・・大人気だね」


「はい、おかげさまで。あ、活田早希さん、また髪を整えてもらえませんか?」


一度してあげたのをいいことに図々しく頼んでくるが

頼まれなくてもしようとしていたので「はいはい」と返事を返して髪を解かす


「学ランのボタン外れてるし、後で直してあげるよ。家庭科室にミシンあるだろうし」


「よろしいのですか?機械の手だとこれほど線密なことは出来ないので、是非お願いしたいです・・・・それはそうとかなり家庭的なのですね」


「んーまあね、よくボタンとか無くしちゃうし、輝美と二人暮らしだから家事とかよくするんだよね」


「何故よくボタンをなくすんですか?」


「え、それは「それはねー!さっきーが性格に似合わずたわわだからなんですねーー!」


僕達が会話の途中だってのに撫子が割り込んできた挙句

僕の胸を鷲掴みしてきたので

「ひゃあ!」と変な悲鳴を上げてから

一瞬で肘鉄パンチを喰らわしてKOさせる


「だから触るなって何度も言ってるでしょ!」


「えーケチー減るもんじゃねーじゃんよー」


幸い宮沢さんからは見えない位置で触られたので

何事?という感じでキョトンとしていたので安堵する

アンドロイドと言えど、背中に目はついていない様だ


「おーい、お前ら席つけーー」


ここでようやく先生が教室に入ってきて

全員が席に着くと黒板にデカデカと『球技大会』と書かれた


「よし、二週間後にやる球技大会のチーム分けするぞ〜」


・・・球技大会?


「お前らもう仲良くやってたんだな、活田と宮沢は同じチームでいいや」


はい!!!?

ようやく話が動き出しますw相変わらずのスロースターターw

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