初のキャラガチャ
それから俺の仕事は薬草採取、常時張り出されているモンスターの討伐、家の畑の手入れなど繰り返した
地道に1歩ずつ進む俺は周りから期待してる目を向けられた
まだガチャスキルは使ってないがそのためのお金は順調に少しづつではあるが溜まってきている
同じ年代が周りにはいないのでキャラガチャをまずするべきかと思ってる
1人より2人の方が戦闘は楽だし仲間が多いに越したことはないので先ず仲間を増やすことを目標にする
その後にスキルガチャを行いスキルを増やす
自分自身の能力の底上げ、魔法の知識、モンスターの知識などこれからも学ばなきゃいけないことは多い
2ヶ月が経ちお金を握りしめてスキルのキャラガチャをすることに決めた
どんなのが出てきてもガッカリしない
初めての仲間だがら仲良くできるか不安だが俺は銀貨を3枚を握りしめてスキルを使う
キャラガチャ発動 銀貨1枚使用して3回
そう念じると目の前に白く光る球体が3つ現れた
まずは1つ目…ゆっくり触れると中から50センチ程の丸い体から手足が生えてるなんだがとても愛くるしい見た目の生き物がいた
体は葉が丸くなったような感じで目がくりくりしてて可愛い
『コンニチワ、ご主人。ワテクシ草人と申します
どうじょよろしくでしゅ』
目をパチパチさせてこちらの顔を見てくる
とりあえず可愛いので頭を撫でながら
「こちらこそよろしく。俺はクライス
草人っていう種族なのかな?名前こっちで決めていい?」
すると嬉しそうにぴょこぴょこ飛び跳ねながら
『名前貰えるですか?嬉しいです』
「じゃあね、リーフこれこらよろしくね」
『ワテクシな名前はリーフでし
これからしっかり働くです。まずはご主人様の畑の管理するです』
テコテコ畑の方へ行くと何やら土を触り何かやり始めた
気を取り直して2つ目の球体に触れる
出できたのは小さな蜘蛛だった
手の平サイズの蜘蛛はサッと足を上げると
『ご主人様、これからよろしく』
「お前も喋れるのか、凄いな」
『多分ですがご主人様のスキルが関係してるかと
私の種族はそもそも喋れませんので』
ピョンピョン手の上で跳ねてる蜘蛛は応えてくれた
なるほどと思いながらもコイツの名前を考える
「うーーん、君の名前はスパーダにしよう」
えへへと照れたような動きをするスパーダを軽く撫でながら肩に乗せる
最後の3つ目の玉を触ると白い光が銀色に変わる
光が収まると獣人が立っていた
『初めまして、俺はワーウルフ
職業は騎士だ。我が主よ!よろしく頼む』
身長は190はあるだろう高身長で身体はしっかりとした筋肉が付いているが無駄なものがないように感じた
レザーアーマーとレギンス、上質な木の盾とショートソードを装備していた
「これからよろしく。名前決めてもいいか?」
俺の言葉に嬉しそうに頷くと少し考える
「よし。フェンと名付ける」
『かしこまりました。これからフェンとして我が主に従います』
僕の初めての仲間達とこれから頑張ろうと心に誓うのであった